先日の記事でちょっとだけ触れましたが、今妊婦です。
たくさんのコメントありがとうございました。また、同じく妊婦の方や不妊に悩む方からも色々とメッセージを頂きました。
妊娠にまつわることはとてもデリケートでもある分、私も随分と書くことを迷いましたが、ブログの内容がちぐはぐになっていきそうだったので、このタイミングで公開することにしました。
ちなみにうちの長男坊。まだまだ甘えん坊で毎日「だっこしてくれー」とおねだりしてきます。
自分自身のことなどもあまり書かずにいましたが、「妊娠につながったと思うことなどがあれば教えて欲しい」というご質問もいくつか頂いたこともあり、もしそういうことが少しでも役に立つのであれば、とちょっと書いてみようと思いました。
それまでの私の状況
結婚して5年、なかなか子供を授かりませんでした。本人たちはさほど気にしてはいませんでしたが、「不妊」と言われるようです。
子宮に少し問題もあったこと、母が亡くなった後に生理が止まっていた時期もありました。精神的にも、これから妊娠や出産、育児を乗り越えられるのか、という不安もあり、それがそのまま体に反映されていたのだと思います。
夫婦で話し合って、治療はせずに、自然に任せるという方針をとっていました。子猫を保護したことで、猫を我が子のように可愛がっていることもあって、二人と一匹で楽しく暮らそうとも考えていました。
そんな状況の中、あくまで、私の場合、ということになりますが少し変化があったことを記しておきます。
からだの変化
「今思えば」のことばかりですが、振り返ってみると…。
特に妊活のためというわけではなくて「ショーツの締め付けが嫌!」になってふんどしパンツに変えてみたこと。
▼ ふんどしパンツに出会った話、ショーツの窮屈を解いていく。
これに変えてから、私の場合、平熱が0.2〜0.3度ほど上がったので、「締め付けによる子宮の冷え」は少しあったのかもしれません。
これには私自身も驚いたので、妊活中だった友人にもすすめてみたところ、彼女もその後すんなりと妊娠。これには自分以上にびっくり。
▼ 【ふんどしパンツの効果】そけい部を緩めて温かくリラックスした体に。
後は、膝を痛めたり、骨折したり、なんだか怪我が続いて、今までどおりのヨガのアーサナの練習ができない時期がありました。
その間、足首回しや股関節を緩めるポーズ、足指じゃんけんなど割と地味めなことですが基本的なハタヨガを中心にやっていました。
呼吸法や瞑想に集中できたのもこの時期。それも良かったのかも。
▼ 祈りが瞑想につながる。【イーシュワラプラニダーナへのステップ】
こころの変化
また気持ちの面でも大きな変化がありました。
なかなかできずに、諦めで手放そうとしていた時期もあります。
ですが、ヨガの聖典の勉強も始め(ちょうどアーサナの練習ができずにこちらの勉強がとても捗った)、自分にとって幸せは「お金」「結婚」「子供」などと何の関係もなく、そのままで何の条件もなく「幸せ」ということが知識として少し理解できるようになっていた頃でもありました。
気持ち的にとてもリラックスしていました。
そんないくつもの「ちょうどよいタイミング」が揃った時だったのかと思います。
すべて、ヨガだった。
妊娠を公開するかどうかを迷っていたのは「何かあったらどうする?」という不安もあったからです。
ですが、「不安」はきっと産まれてからも子育てをしながらも、ずっとあることだとも思いました。
不安もひとつの感情。ひとつの波のようなもの。全くなくなることはない、ならうまく観察して付き合っていくこと。今のヨガの勉強がまさに役立ってくれている時です。
「仕事はヨガだよ」「結婚はヨガだよ」「妊娠出産はヨガだよ」「育児はヨガだよ」いつもいつも周りのヨガ仲間や先生が言っていたこと。
結婚や仕事を含め、「生活そのものがヨガ」というのは、ものすごく実感しているこの頃。またこれから別の面でのヨガを体験できるこの機会をたくさんたくさん味わって楽しんでみたいと思います。
そんな思いもあって書くことにしました。
これから妊娠・出産、マタニティにまつわる話も多くなってしまうかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。
実はこのあたりの記事が、つわり(そんなに辛い方ではなかったのですが)でしんどい時にあれこれやってみたときの記事です。
妊娠してから読んだ本もいくつかあって、また良かったものを紹介しますが、さくらももこさん妊娠期のエッセイ「そういうふうにできている」もその一つ。
さくらももこさんが便秘に苦しんでいるのを声を出して大笑いして読みましたが、今まさに私…人生初めての便秘です…
笑ってられなかった…。