最近、朝が早くなってきて、また家に太陽が入る位置が少しづつ変わってきました。
それに伴って、サンキャッチャーも窓移動。
朝日が入る場所に吊るしています。
サンキャッチャーって、光をプリズムで散らして部屋中に虹のかけらを作ってくれるのが、すごく綺麗なんですけど、もう一つ好きな見方があって。
ゆらゆら揺れてるサンキャッチャーをぼんやりと眺めていると、そのものが青く光ったり、赤く光ったり、黄色く光ったり。
瞬間瞬間の反射によって色が変わったりします。
そもそも無色透明なガラス玉が何色にも変わる。
それを見ていて思いました。あー赤ちゃんの感情みたいだな、と。
感情も思考も現れては消えて、現れては消えていく。人間も元々は無色透明な存在。
赤ちゃんは特に感情の切り替えが早い。
ぎゃーーーんと泣いて怒ってたと思ったら、次の瞬間には何が起こったのか、えへへーと笑ってたりする。
パッパッパっと瞬間瞬間で切り替えてる気がする。そもそも赤ちゃんは怒ることも泣くことも悲しむ事もダメなんてしてないから、ただただ感情味わってるんですよね。
それがどんどん大人になると、とっくに目の前の現象は変わっているのに、ずっとその感情引きずって、怒ってたり、悲しんでたり。そして、その感情すらダメ!みたいにしてしまってる。
サンキャッチャーでいうと、ずっと赤に光ってたり、青に光ってたりのような。
そんな感情の切り替え。
もちろんその感情にOKだしてて、たっぷり味わおうってときはそのままでもいいんだろうけども、(もちろん誰かにぶつけないで、自分で処理する場合)ちょっとそこから気分転換したいと思ったなら、いったん深呼吸してみることも良いツール。
呼吸に意識を向けて、ゆったりと味わう。
空気の入り口を感じてみたり、吸うと吐くの切り返しを感じてみたり。
怒ってたりすると、特に呼吸浅くて頭に酸素回ってなかったりします。
酸素を脳にもたっぷり送ってあげること。
サンキャッチャーや赤ちゃんのように瞬時にとはいかなくても、割と早い段階でフラットに戻してくれる、良いツールです。
「ちゃんと呼吸してる?」といつもいつも聞いてくれた先生の言葉。言葉の奥にある深い意味がようやくようやくわかりかけているようないないよな。
吸ってと吐いてと奥が深い。
まだまだ練習は続く。