ヨガで体と心、暮らしをととのえる。

呼吸をしている時、あなたの舌はどこにある?

どこか体調が悪かったり、健康に気をつけようと思ったときに、食事を見直したり、運動してみたり、睡眠をとったりというのはよくあることだと思います。

もちろんそれはとても良いことで、それで改善することもあるのは事実。

でも、私のヨガの先生は私が何か不調を訴えると、いつもまずはこう言いました。

ちゃんと呼吸してますか?

「ちゃんと呼吸してる?」

最初の頃は「呼吸なんていつもしてます」って思ってたんですね。

そりゃしてますよね。してなきゃ死んじゃうんだから。

当たり前にしている呼吸。でも、それはしているようでしていないのかも。浅い呼吸で酸素が行き渡っていないのかも。

当時私はそうでした。そして今でも、なんか調子悪い、と思ったらまずは呼吸見直します。腹痛の時も頭痛のときも、腰痛肩こりのときも。怪我した時なんかも。一旦吐いてからゆっくり吸う。

呼吸の質をあげるヒント

1日約2万回していると言われる呼吸。

そのやり方を変える、呼吸の質を変えることが根本的な心と身体の健康へと繋がります。

その呼吸の質を変える方法の基本的なところとして、「舌の位置」はとても大事です。

今、舌はどこにありますか?

呼吸をする際に、舌先が上顎の少し凹んだところに触れているくらいの位置。(勝手に舌ポケットと呼んでます)

この位置に舌があると、呼吸も深まりやすく、口呼吸を防ぐこともできます。(口呼吸は万病の元とも言われます)

案外気づいたら舌は下にだらーんと下がっていて口も開いている、なんてことも。この状態だと勝手にどんどん呼吸が浅くなってしまうんですね。

試しに、舌が下がった状態と上がった状態で呼吸し比べてみてください。上顎に付いていた方が深く呼吸できませんか?

一日何度でも舌の位置をチェックして、その度に何度か深呼吸してみる。

そうすると、だんだん舌の筋肉も鍛えられ呼吸が深まりやすい体になっていきます。

呼吸が深まる→新鮮な酸素と栄養が血液に乗って運ばれる→血流もよくなる、という流れ。

酸素がしっかり身体中に運ばれる、血流がよくなるというのは、健康な身体の基本的なところ。

ゆっくりと呼吸していると、心も穏やかにリラックスしてきますよね。

先生が何度も私に「ちゃんと呼吸してる?」と聞いてきたのはこういうわけなんですね。

そして、この舌の位置を学んだのもヨガのクラスから。ヨガのクラスでは呼吸法から始まりますが、舌の位置を整えることも最初に教わりました。

(この舌を上に上げておくために、舌や顔の筋肉を鍛えるライオンのポーズというのもヨガにはあります。すごい顔になりますが、効果抜群。顔ヨガなんていうのもありますね。)

当たり前にしていて、実は生きていく上ですごくすごく大事な呼吸。

私はヨガを始めてから知りましたが、こういうことをヨガのクラスだけでなくて、幼いうちから学校などでも教えてくれるようになれば良いなぁなんて思います。

とりあえずうちでは、呼吸指導は幼いうちから始めようと思っていますが、最近、絵本「ぺんぎんたいそう」の真似をして「いきをすってーはいてー」と私に言ってくれるので、なかなか見込みはあるんじゃないかと思ってます。笑

過去記事にも書いていますが「呼吸」に関する本ではこちらもおすすめ。

【森田愛子|深呼吸のまほう】大切なのは普段の呼吸の質を高めること。