ヨガで暮らしと心を整える

【森田愛子|深呼吸のまほう】大切なのは普段の呼吸の質を高めること。

まず、タイトルとサブタイトルが素敵すぎて惹かれました。

深呼吸のまほう

▼ 呼吸整体師が教える 深呼吸のまほう – 体の不調が消える、人生が変わる 

著者の森田愛子さんは鍼灸マッサージ師でヨガのインストラクターもされているので、私がヨガで学んできたことと共通することが多く、とても共感して読めました。

「呼吸が変われば、人生がかわる」それは、私も実体験としてあると思います。

普段の呼吸の質を高めること。

“1時間呼吸法の訓練をするよりも、残りの15時間行っている普段の呼吸の質を高めていくことを大切にていきましょう。”

まさしくこの一文はヨガの教室でずっと先生に言われてきたことと同じです。

「1時間教室でヨガのポーズを練習することももちろん大事。でも、それよりも残りの23時間をどう過ごすかの方がもっと大事。その23時間のための1時間の練習であるように。」

1時間ヨガスタジオで練習してスッキリ爽快!でもスタジオを出ればイライラぷんぷんモードに早変わりしてしまっていては、その練習は生かされていません。

少しづつ、普段にヨガの練習を生かしていくことが大切だと。

当たり前にしている呼吸を意識してみる。

呼吸。意識しなくてもずっと続いている、自分を生かすための機能。「呼吸なんて当たり前にしていること」と思っていました。ですが、ヨガを始めて「呼吸、呼吸」と言われるたびに、実は普段の呼吸がとても浅く、下手すると止まっていることも多いということに気付かされました。

私はついつい、ヨガのポーズでもきついポーズをするとき、呼吸が浅くなったり止まってしまったりします。

それと同じで、普段も頑張っている時やパソコンに向き合っているとき、肩が上がって呼吸が浅くなっています。あとは、イライラしている時、怒っているときなんかもそう。

普段自分がどういう呼吸をしているのかどうか。まずはそれを知ることから。気づいたら自分の呼吸を観察してみる。浅い呼吸だな、と感じたら深い呼吸に変えていく。

そしてこの本では、深い呼吸にするための簡単なエクササイズ、ワークも紹介されていますが、呼吸のやり方などを書いた「呼吸法」に特化した本ではありません。

ですが、自分の体や呼吸を見つめ直すにはとてもいい1冊だと思います。
今、どんな呼吸をしていますか?

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