お茶の先生をしていらっしゃる方からおすすめされて読んだ本です。
ちなみに私も高校の時、お菓子が食べたいがために茶道部に入りましたが、厳しいのに負けてしまい幽霊部員となってしまいました。
日日是好日を読んで。
これを読んで思ったことは、ヨガと茶道って実はとてもつながりが深いのかも?ということ。本をくれた方は私のヨガのクラスに来てくださる生徒さんなのですが、その方も「最近とてもヨガとお茶の繋がりを感じています」と。
“「自分は何も知らない」ということを知る
頭で考えようとしないこと。
「今」に気持ちを集中すること。
このままでよい、ということ。”
どれもヨガと通ずるところがあります。
そして茶道は細やかな作法がとても重視されますが、ヨガも作法があります。「習うより慣れろ」とはよく言いますが、ヨガも同じことを何度も何度もやってみて習得していくところもあります。
そういうつながりが面白いなと感じ、あっという間に読めました。
お茶室とミニマリズム。
そして、今更ながらに思い出したこと。高校の茶道部は結構立派な茶室がありました。なんにもないなーとその頃は思っていたのですが、そのなんにもない空間が妙に落ち着くのですよね。
茶室にしろ、お寺にしろ、ヨガスタジオにしろ、なんにもない、そういう空間が私はとても好きなようです。
▼ ヨガもシンプルライフもミニマリズムも楽に生きるための一つのツール。
日日是好日という言葉。
「毎日がよい日」というこの言葉。それは、自分の思い通りにならないような日でもかけがえなく、大切な1日として受け入れることかと。
お茶の練習を通じて、それを学んでいくという事もヨガと同じです。
ヨガも毎日同じように練習しますが、「今日はなんだか呼吸が深まらない」「肩がおかしい」「腰が変」そんな日もあります。そんな日を「今日はダメな日」とするのではなく、それもまた「日日是好日」として受け入れる。
目を覚ましなさい、人間はどんな日だって楽しむことができる。そして人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。
茶道また学んでみたいですが、高校の時に外部から来てくださっていた講師の方が怖すぎたのがトラウマです…。笑。
でもこの本を薦めてくれたお茶の先生もそうなのですが、言葉使いも、普段の動作もとても美しくて憧れます。
こちらもどうぞ:)