街なかを歩いていたら、すてきなお雛様に出会った。
京都の老舗のお料理やさんで、いつも出窓のところに季節にあった可愛らしい置物が置いてある。この時期は小さなひな壇が。
とても繊細な作りで、思わずじっくりと見入ってしまいました。
街中で出会った小さな可愛いお雛様
ひな祭りは3月3日で、「終わったらすぐに片付けないとお嫁にいけない」と言われるけど、関西では3月の終わりくらいまで出されていることが多い。
うちも昔から割と長く出してあって、今も小さな雛人形が出ています。
この料亭の出窓。いつも可愛らしい置物が置いてあって、通るたびに楽しませてもらっているのですが、京都は自分の家のお宝を見せてもらえるとっておきの時期がある。
それが祇園祭。大きな山鉾がメインですが、鉾町の旧家や老舗ではそれぞれが所蔵する、美術品などのお宝を一般公開してくれるのです。
屏風を公開するところが多いことから、屏風祭と呼ばれているそうですが、中には国宝級の物もあるそう。
ちゃんと管理できる人に持ってもらえて、しかも時々こうやって公開してもらえて、モノもさぞかし嬉しいだろう。
素敵だな、と思うものは自分で持たなくても時々見せてもらうことで楽しめる。
そういう場所が美術館や博物館だったりするわけですが、こういう街の中を歩くだけでも楽しませてくれる京都ってやっぱりいいなと思いました。
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