ヨガで暮らしと心を整える

膝を突き合わせて、じっくり痛みと向き合う。

また基本の基本に戻らざる負えない状況になってしまった。
ずっとなんとなくあるなぁと思っていた膝の痛み

それなのに多分膝を曲げるアーサナを無理にやってしまった(ホールドが長すぎたというか、途中で寝てしまった、アーサナの途中で寝たらダメ 笑)ことで悪化してしまったんだと思う。

両足でパドマアーサナ(あぐら)ができなくなってしまった。片足をもう片方の膝の上に持ってくるだけで痛い。

咄嗟に出た思考は「ヨガやってるのに、ヨガ教える立場でもあったのに、パドマアーサナできないなんて情けない…悲しい」みたいな。

もうここまできたら、とアーサナを一旦手放す。やらない、と決めた。

とはいえ、何もやらないというわけでなく、膝に負担のあるアーサナを一旦手放す、ということです。前まで心地よくやってた、鳩のポーズ系統含めほとんど今はお休み。

そして、
足首まわし
股関節ほぐし

だけは毎日必ずやる。

この辺りは、正直アーサナがバリバリできる時は、なんとなくおざなりにしてしまっているところ。

足首回しも以前紹介した、膝の上に片足を乗せるバージョンは今できないので、足を伸ばして、大きく足指で円を描くようにぐるぐるとまわす。指が床に触れるくらい大きく回す。

股関節ほぐし(おしりほぐし)は、通称膝パタパタ?です。(友達が分かりやすい動画を挙げていたのでこちらを参照に→芦屋ヨガスタジオkaiLAのInstagram

実に地味な動きなんですが、腰回りや股関節がほぐれて、侮れない。

一旦、自分の中にあった「情けない、悲しい」みたいな感情もお世話して、それから無理にアーサナやることも手放して、昔はあんまり面白くなかった足首回しなどの基本の動きを見直して。

そうしているうちに、パドマアーサナはまだできないにしろ、片足は乗せれるまでに復活しました。

だからと言って、焦らない。ゆっくりじっくりと、文字通り「膝を突き合わせて」じっくり向き合っていこうと思います。

そして、この日も外で足の裏お日様にあてて、足首くるくるしてたわけですが、それだけで、あぁあったかくてしあわせだなぁと感じるんですよね。

膝が痛くても、その瞬間には痛みはなくて、幸せを感じることができる。痛みとの付き合い方は、こういうことの積み重ねでもあるなと思います。