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陣痛は50秒|出産において知っておいてよかったこと。

妊娠、出産、育児において、知っていたら楽になる、そう思えば楽になる、ということは多々ある。

私の出産体験の中で、その楽になった知識のひとつは、

陣痛の強い痛みの時間は50秒くらいしか続かない、ずっと痛いわけではない、ということ。

キセキ ミンミ

陣痛の痛みは50秒

え?そうなの?と驚いた。

出産の話は友人などに聞いていたけど、みんなめちゃくちゃ痛かった!とはいうけどこの事は聞いたことがなかった。ずっと痛いものだと思ってた!

私がそれを知ったのは「ソフロロジー分娩」を進めるこちらの本から。

最新版 ソフロロジー出産

私は痛みに強い方ではないし、陣痛の痛みもやっぱりどこか怖いものとして感じていた。

でも、それが50秒なら、深呼吸してたら3〜4回で終わる時間。

ちょっと耐えられるのかも?と思えた。

痛みの波を意識する

そして実際にやってきた陣痛。さっそく用意していた陣痛アプリ(陣痛タイマー)で間隔を計りだす。最初は生理痛のような痛みが始まる。

実際に測ってみると40〜50秒、長くても1分を少しすぎるくらい。痛みの中で「本当だったんだー」とちょっと感心した。

その50秒は重い生理痛くらいでうずくまったりしているんだけども、(その間にテニスボールマッサージをしてもらったり)痛みがすぅーっと去った後は、何事もなかったかのような平穏が訪れる。その時間には食事もできるし話すことも寝ることもできた。

何よりも50秒経てばまた痛みはさる、と思うことで随分と楽に捉えることができた。

最初はその平穏な時間が15分くらいだった。

そしてまた15分後くらいに、アイタタタ…となるのだけど、また大きく深呼吸してたら50秒〜1分。

その平穏な間隔がだんだんと5分、3分、1分と短くなり痛みも大きくなるのだけど、かなり痛くてもその痛みが去って束の間の休息がある、という事実はずいぶんと楽にしてくれた。

私は結局夜中の2時頃に家で陣痛が始まり、分娩室に入ったのは10時頃、そこから産まれるまでにも7時間くらいかかった。

陣痛の始まりから終わりまでをみると15時間くらい。

でも、その「陣痛は50秒」ということを知らなかったら、痛みがない時間までずっと痛みに飲み込まれてしまっていたかもしれない。

その休息の時間の平穏がものすごくありがたいと思えた。

そして陣痛は赤ちゃんが産まれてくる為のエネルギー、ということも。

もうすぐ会える!と思うことも痛みを堪えるためにマントラのように使っていたなぁ。

陣痛は50秒、という事実。これから出産をする方にもぜひ知っておいてもらいたいことです。

出産に対する意識を変えてくれた本2冊

陣痛は50秒、ということを教えてくれ、痛みに対する意識を変えてくれたのはこの本。

また、友人にオススメされたこちらの本も、読んだあとにお産が楽しみ!という気持ちになりました。

とても役立ったので、この本たちはこれからまた出産する友人たちに譲りました。