ヨガで暮らしと心を整える

『おくりものはナンニモナイ』あなたが本当に欲しいものは何?

本の数珠つなぎのような感じで、先日の「求めない」を読んでからこちらもまた読みたくなりました。

こちらは読むといっても絵本。ですが、本質的なことは「求めない」と同じことを言っています。

こちらもちょこちょこと私のブログに出してはいましたが、そういえばちゃんと書いたことがなかったなと思ったので、改めてご紹介したいと思います。

おくりものはナンニモナイ パトリック・マクドネル

おくりものはナンニモナイ

猫のムーチが何でも持っている友達にアールに誕生日プレゼントを探すお話。

何でも持っている友達には「ナンニモナイ」をあげればいいんだ!と思いついたムーチ。

街に出かけ、いろんなお店で「ナンニモナイ」を探します。

ですが、見つからない「ナンニモナイ」

そして探すのをやめて…

おくりものはナンニモナイ パトリック・マクドネル

そして なんにも さがさないでいたら みつかった

「ナンニモナイ」を見つけたムーチ、さてそれをどうやってプレゼントするのでしょう?その方法もとっても可愛い。最後の二匹のページがとても好き。

欲しいのは「ナンニモナイ」だった

こんなセリフが出てきます。

みたいものは ナンニモナイ!
かいたいものは ナンニモナイ!

私もよく言っていますね。特にちょっと前までは、服をたくさん持っているのに「着たい服はナンニモナイ!」

本当に欲しかったのは「ナンニモナイ」だったんですね。

「ナンニモナイ」は禅問答のような感じもしますが、難しい本を読むよりも素直に伝わってきた本です。

そして猫のおとくいのポーズ。可愛い瞑想の姿勢です。

おくりものはナンニモナイ

ムーチのようにただじっとして、探すのをやめてみたら「ナンニモナイ」を見つけられるかも?

今あたらめて瞑想(祈り)の習慣を付けていて「ナンニモナイ」に少し気づくことができた。だからまたこの本も読みたくなって、その意味も前よりもスッと入ってきました。

著者のパトリック・マクドネルさんが描くイラストも個人的に好みで、お気に入りの絵本です。『ハグタイム』もおすすめ。