▼ヨガと暮らしのエッセイ

『求めない』加島祥造:読みながら瞑想を楽しめるような本。

先日「祈りと瞑想」にまつわる話を書いてから、ふと改めて読みたいと思う本がありました。

▼ 『求めない』加島祥造

一旦手放してしまっていたので、改めて買って読もうと思ったら、文庫版がでていました。表紙のイラストも可愛い。前のデザインよりも好きかも。

求めない 加島祥三

「求めない」加島祥三

何年か前にも、ブログでも紹介していましたが、やっぱり素敵な本だったので改めて。

▼ 【シンプルライフ】求めない、生き方。

著者の加島祥造さんは2015年に92歳でお亡くなりになりました。

なぜ改めて読みたくなったのかとう言うと、この本自体がとても瞑想的で祈りのある本だと思ったから。

「瞑想のやり方」なんてひとつも書いていませんが、淡々とした言葉を読んでいるだけで、瞑想をしている時のようなそんな静かな自分になる本です。

求めない
すると
自分の好きなことができるようになる

一見、どういうこと?と思うような一文も。きっと求めないでいるとわかるようになるのでしょう。笑

求めない
すると
自分を客観できるんだ

求めない
すると
自分と
つながっているものがあるのに気づく

共存とは、
「求めあう」ことじゃなくて
互いに「与えあう」ことなんだ
片方だけが求めるとき
相手を傷つける
奪うからだ

瞑想も祈りも「求めない」でいること。それを楽しんでできること。

「求めない」という言葉には誤解もたくさん生まれる。だから加島祥造さんも「はじめに」で言っている。

誤解しないでほしい
「求めない」と言ったって
どうしても人間は求める存在なんだ
それはよく承知の上での
「求めない」なんだ

とても愉快な本。今はそう感じる。

なぜ、求めなくてもいいものまでたくさん求めていたのか、そういうことにも気づかせてくれる。

それを知れば「求めなくてもいい自分」でいられる自由も選べる。

詩集なのでとても余白が多く、あっという間に読めると思います。そして、余白にある目には見えないところからも多くのことが伝わる本。

文庫本になりさらに手に取りやすくもなったので、たくさんの方に読んでもらいたい本です。あ、求めてますね。笑。

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