ヨガで暮らしと心を整える

お腹をポカポカに温める腹巻き呼吸とヨガポーズ。

ちょっと寒いな、冷えるな、と感じる日には腹巻きを巻く。

昔のバカボンのパパのような腹巻きではなくて、今はおしゃれな腹巻きがたくさん売っていますね。

先日、外出先でのこと。寒いな、冷えるなーと思っていてしばらくするとお腹が痛くなってしまいました。

今日は腹巻きを巻いていない。お腹を温めたい。さてどうしよう。

その時にとっさにやっていたことが、結果的にとてもお腹を温めてくれて冷えも痛みも去って行きました。

とってもシンプルな方法ですが…

お腹を温める呼吸法

それは、お腹に手を当てて、ゆっくり深呼吸すること。

そこにもう少しヨガ的なポイントを加えてみると、おへその少し下あたりに掌を当てます。チャクラでいうとちょうどふたつ目のチャクラ、スヴァディシュターナと呼ばれるところにあたります。

そして、その部分に呼吸を送るように、ゆっくりゆっくり深呼吸します。呼吸がし辛い場合は吐く息を口から「はぁーーーーー」と吐いてもいいでしょう。吸う時は口を閉じると、自然に鼻から入ります。吐くときに少しだけ腹圧をかけるような感じ。

その位置を意識して呼吸すると、掌で抑えた部分も凹んだり膨らんだりします。それをゆっくりと感じながら、しばらく呼吸に身を任せます。

気づくとだんだん眠くなっていたのですが、その頃にはお腹もぽかぽか。痛みも消えていました。

お腹のこの辺りがじんわりと温かいというのは、それだけで幸せだったりもします。

内側から温める自家製の腹巻きの出来上がり。

一般的には、丹田呼吸法と呼ばれているやり方かと思いますが、丹田って未だによくわかっていないので、愛着を込めて腹巻き呼吸と呼んでます。笑。

舟のポーズ ナヴァーサナ

そして、この腹巻きをさらに鍛え、ものすごく体を温めてくれるヨガのポーズ、ナヴァーサナ(舟のポーズ)にも最近はまってます。普段はあまり好きじゃないポーズだけど、寒くなってくると不思議と恋しくなるこのポーズ。

10カウント×3回くらいやると、ポカポカどころか、カッカッと暑くなってきます。つい頑張り過ぎて呼吸が止まりがちなポーズですが、深呼吸忘れずに。

「呼吸法」にまつわる話。