ヨガで暮らしと心を整える

持たない暮らしのミニマリストにもオススメの健康本。

先日、「温冷浴」についての記事を書きました。

▼ 【冷え性の改善に】温冷浴で自律神経を整える

その時に、温冷浴について書いてある本をと思って1冊こちらを買って読んでみたのですが、こちらに書かれている健康法がとてもミニマリスト向けだと思ったのでご紹介します。

西式甲田療法 本

▼ マンガでわかる「西式甲田療法」

西式甲田療法ですすめる「半日断食」

西式甲田療法とは「断食・少食、簡単な体操」で自然治癒力を高め、体質や病気を改善させていく治療法。基本的な考え方はとてもシンプルで、とても気に入りました。

この本ですすめているのは「半日断食」という朝食を抜く方法。健康になるためにはついあれもこれも食べなきゃ!と思ってしまうのですが、それよりも1食抜く方が体にとっては負担が減っていいんだとか。

今は私は、朝食を軽くとっているのですが、そういえば、ヨガの早朝クラスに行ってそのまま仕事に行っていた時は朝食はとっていませんでした。

その当時は玄米菜食に近い食事と、かなりがっつりヨガをしていたのですが、一番ふっくらとして健康的でした。(虚弱体質で痩せ気味なのですが、その当時が一番体重が増えた)

少ししか食べずに、ほぼ野菜がメインだったのですが、きちんと栄養として吸収されていたのだと思います。

結婚して、ヨガの早朝クラスには行けなくなり、朝ごはんも家で食べているのですが、うちは夫が朝ごはんを食べない人なので、いっそのこと、もうこの機会にやめてもいいかな、と。

体重も、去年は身内の死が続いたことや引越しでかなり減ってしまったので、少し戻さなければと思っていたのですが、周りからは「もっと食え食え!」と強要されるばかり。

それとは逆を行きますが、食べる量もミニマムに。少食にして健康的に体重を戻す、を実験してみたいと思います。

まあ、私のことなので抜いたり抜かなかったりになるのだろうと思いますが…。砂糖断ちもやったりやらなかったりなので…。

平床寝台で背骨を矯正

そしてもう一つ、ものを持たないミニマリストさんにもオススメの健康法がこちら。「平床寝台」という健康法です。

これは平らな板の上に仰向けに寝る、という健康法。

“なぜ、寝床が硬い方がいいかというと、床が硬いことで、皮膚と肝臓に刺激を与え、皮膚近くの静脈を鼓舞し、血液の戻りを活性化させ、腎機能も高まるからです。”「マンガでわかる「西式甲田療法」」より

これはヨガのシャバアーサナと同じですね。ヨガの場合はマットを敷きますが、硬い床に寝ることによって背骨を矯正するといわれています。

まあ、シャバアーサナは10分〜15分くらいなので一晩中は私も未経験!

冬場はちょっと寒くて無理そうなので、夏場に一度体験してみようと思います。平床寝台を始めてみるならヨガのシャバアーサナを練習するのもオススメです。

私はヨガを始めた最初の頃、マットの上ですら仰向けで寝るのがしんどかった事があります。それくらい背骨もゆがんで疲れていたんだな、と…。

これも続けているうちに慣れて、いまではとても気持ち良いです。一晩中は無理でも1日1回シャバアーサナ。これだけでも背骨にいい効果はありますよ。

▼ 【ヨガ】ミニマムな休息法、シャバアーサナのススメ。

ミニマリストさんの中にはすでに布団やベッドを手放し、寝袋で寝ている方もいるとか。きちんと仰向けになって寝れば、立派な健康法になりますね。

と、こちらの本より二つご紹介しましたが、その他に載っていることも、お金がかからずシンプルにできるものばかりです。

そして、何より「できることから無理なく」と甲田先生がすすめてくれているのも好感が持てます。「絶対こうしなさい!」という目線でないのがいい。

シンプルな健康法、気になる方はぜひ読んでみてください。コミックエッセイなのでとても読みやすいですよ。

健康ってなんだかんだでものすごく大切なことの一つ。

病院に頼って薬を大量に持ち歩いていた私ですが、今は薬や病院との付き合いは極力ミニマムに。必要なときにはもちろんかかりますが、できるだけ小さく抑えようと思っています。

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