もう3月になりましたね。春はポカポカして気持ち良いのですが、あいつがやってきます…。
そう…花粉!私もアレルギー体質なので、春はちょっと苦手。昨日はマスクせずに外出していたので、今日はちょっと鼻がむずむずしています…。
ひどい時は事前に薬をのんだりしていたのですが、今はなんとか薬はのまずに対応しています。
今日はヨガの先生から学んだ、私にとっては目からウロコだった鼻炎対策をご紹介します。あくまで、「鼻炎」に焦点を当てています。
鼻水はすすってはいけない。
花粉症の季節のヨガの練習時、鼻水がずるずる垂れてくるので、そのたびに思いっきりすすっていたのですが、その時に先生が一言。
「なんで体がいらないと言って出してくれているものを、またすすって体に戻そうとするの?」と。
はっ!確かに。
鼻水も鼻に入った異物や花粉を洗い流すために本来は出ているもの。わざわざ出してくれているものをまたすすって体に取り込もうとしていたなんて!
私も経験あるのですが、すすりすぎると、頭が痛くなることもあります。そしてすすればすするほど、鼻は詰まります。完全に詰まってしまうと、呼吸もしにくいし、頭がぼーっとして、もうその日1日何にもしたくなくなります。
じゃあ、ちーん!としっかり鼻をかめばいいのね、と思ったのですが…。
鼻水を思いっきりかんではいけない。
鼻をかむ時、思いっきりかんでいませんか?実はこれがさらに炎症を引き起こすきっかけになってしまいます。私も経験がありますが、かめばかむほど、鼻炎がひどくなります。
鼻を思いっきりかむことによる私の経験談。
耳がキーンとなって耳や頭が痛くなる。
鼻の下がカピカピになって、皮がむけてひどいことになる。
特に顔の皮がむけると女性は化粧のノリも悪くなるし、ほんと最悪です。そして1番はひどくなると、鼓膜が破れたり、中耳炎になったりすることもあるので、危険ですね。
鼻水は垂れ流す。
「じゃあ、どうすればいいの?」と先生に聞いたら「鼻水は垂れ流す。」と。
え!?と、衝撃でしたが、先生から教えて貰った方法をやってみると、鼻詰まりはその日治りました。
アレルギー性の鼻炎の場合、鼻水自体はサラサラしています。これを無理にすすってしまうと詰まってしまう。
そして、言われてみれば、これを取り入れてから薬に頼らなくなった気がするので、書いておきます。
ですが、この方法は外や人前で働いている時にはちょっと無理な気もします。家にいる時におすすめ。
- まず、鼻水をすすらないようにする。
- すると鼻水がどんどん溜まってくる。
- でも頑張ってすすらない、なるべくかまないようにする。
- そのうち鼻が垂れてくるので、それを手ぬぐいやガーゼタオルなど肌ざわりのいいもので吸わせる。
- これをくりかえす。
繰り返しているうちに、鼻づまりは解消されていきました。「鼻で呼吸ができるってほんとに幸せ〜」とこういう時にこういうときになって改めて気付かされます。
そして、鼻づまりが解消したら、あとは絶対すすらない、かまない、と徹底していると鼻炎自体も楽になっていきます。
どうしても、外にいてかまなければならない時は、丁寧にかみます。チーン!は厳禁。
丁寧な鼻のかみ方
- 片方の小鼻をしっかり押さえます。
- 口から息を大きく吸います。
- 空いている方の鼻から息を吐き出し、鼻水を押し出していきます。(腹式呼吸の容量でお腹からしっかり吐いていく)
ここで注意することは、強くかまないこと。あくまで、空気で押し出す感じです。
そして、花粉症の時のようなサラっとした鼻水でしたら、家の中にいる時はティッシュじゃなくて手ぬぐいの方が鼻も荒れませんよ。汚れたらすぐに洗って干しておけば、すぐに乾きます。
この方法というか、「鼻水はすすらない、かみすぎない」を気をつけるようになってから私の鼻炎はだいぶ良くなりました。
花粉で鼻水はでますけど、以前ほど鼻炎がひどくありません。薬に頼らなくなりました。そして鼻の下が荒れなくなった!
鼻の下が荒れそうだなと思ったら、ワセリンを塗っておきます。
その他の花粉症(鼻炎)対策
基本的なことですが、花粉の時期は、外に出るときはマスクを徹底しています。私は仕事柄、喉を守るためにも冬場電車に乗る時などは必ずマスクをするので、12月〜3月くらいはほぼマスク生活です。
あとは、普段の生活からできること。この本で紹介されている、東洋医学的な花粉症対策(肩甲骨を回したり)もいくつかしています。
ヨガの太陽礼拝などで全身を動かしていると、血行がよくなってくるので鼻づまりなども緩和されることもあります。鼻が詰まっている状態で下を向く犬のポーズは辛いのですが、その時は口呼吸で…。
ネティポットという鼻洗浄もあるのですが、これは私も花粉の季節だけやります。慣れるとスッキリして気持ちいいのですが、使い方を誤るとまた鼻がキーンとしたりするのでちょっと注意が必要。(使い方と注意は下記商品サイトに掲載されています。)