ヨガで暮らしと心を整える

淡々飄々と生きることも、悪くない。

「淡々としてるね」「飄々としてるね」とたまに言われます。

一番記憶に残っている「淡々飄々としているね」は、昔働いていた職場で言われた言葉。

淡々飄々 空

たしか、職場内で派閥みたいなのがあって、それに対して色々とお互いに言い争う。

新入りだった私は、どちらの派閥からも陰口を聞かされる。(これは、こっちの派閥に入るよね?という儀式だったのかと…)

それに対してたぶん「へぇ」とか「そうなんですか」みたいな反応しかしなかったので、その時に上司から「淡々飄々としているね」と。

多分その裏には、「もういい、あなたには話すことはもうない」という嫌味も込めて言われたんだと思います。

それ以来、その上司から陰口を聞かされることは無くなったので、結果よかったのだと。

淡々飄々の意味

気になったので、言葉の意味を調べてみました。

淡々
1 色・味・感じなどが、あっさりしているさま。淡泊なさま。「―たる色調」
2 態度・動作などが、あっさりしてこだわりがないさま。「心境を―と語る」
3 水が静かに揺れ動くさま。「―として水が流れる」http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/140363/m0u/淡々/ 

飄々
1 風の吹くさまや、その音を表す語。
「耳元で風が―と鳴り続けた」〈火野・土と兵隊〉
2 風に吹かれてひるがえるさま。
「風に揉まれる煙の如く―と舞いながら」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
3 足元がふらついているさま。また、目的もなくふらふらと行くさま。
「船は流れのまにまに―と軽く行くのである」〈木下尚江・良人の自白〉
4 考えや行動が世間ばなれしていて、つかまえどころのないさま。「前ぶれもなく―と現れる」「―たる風貌」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/188054/m0u/飄々/

その上司は多分あまり良くない意味で言ったのだと思います、その時は言われてあんまり気分がよくもありませんでした。

でも、「水が淡々と流れ、風が飄々と吹いている」 そういう意味でとると、その風景を見ているのは好きですし、(ぼーっとしながら川の流れを何時間でも見ていられたりする)「淡々飄々」の状況は嫌いではありません。

むしろちょっと好きな言葉になってきました。笑。

淡々飄々と暮らすのもひとつのツール

ヨガの練習もみんながわりと淡々飄々と練習しているので、私もヨガが好きになって続いたのかもしれません。ヨガが熱血チームワーク戦だったりするときっと続かなかっただろうなぁ…。

淡々飄々と生きることも、私には楽に生きる為の一つのツールなのかもしれない。

もちろん、いつもそういうわけではないです。大笑いする時もありますし、悲しくて大泣きすることも、喧嘩して怒り狂う時もあります。(そう思うと、感情を直に吐き出しているのは主人の前が一番多いです。)

ただ、淡々飄々と見えるということは、初対面の方にはちょっと冷たそうに見えるということも。それは少し注意したいな、と。

今気づいたのですが、ブログも割と淡々飄々と綴っているからこそ、続いているのかもしれません。

淡々と綴っていますが、いつも読んでくださり本当にありがとうございます:)

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