「ムネヒラカナ症候群」というのをご存知ですか?
私がまさにそうだったのですが。
猫背で姿勢が悪く、胸が完全に閉じてしまっている。呼吸がしづらくて、肩に力が入り、肩周り首回りが凝る。
ヨガをはじめてから、そういう自分の癖に気付いてからは「胸をひらかな!」という思いが強くなっていた。結果、胸にこだわる「ムネヒラカナ症候群」
いろんな気づきがあって、少しずつ開いてきていはいるものの。
これは「セスジノバサナ症候群」にもあてはまるかもしれない。
背筋をのばしましょう、背筋をのばすのはいいことだ。「背筋のばさな!」と頑張りすぎて、逆に腰を反りすぎる。
その結果、腰を痛めてしまったり。
この記事でも書いたのだけれど、また少し体への向き合い方が変化しているこのごろ。
自分が「ムネヒラカナ症候群」にかかっていたことに気づく。
無理をして胸を開こうとしなくても、ちょっと視線を変えて、自分の意識を胸ではなくて別のところに移す。体全体として、観てみる。
胸が開かない、胸が固まっている、と感じる理由は、直接そことは関係のなさそうなところにあったりする。
ちょっと視点を変えた今。
前よりも少し開きやすくなっている。
その結果、胸は全然関係ないと思っていた、とても苦手なポーズのコツがちょっと見えてきたり。
部分的ではなくって、全体を見る。
ついつい、ここが悪いと思ったら、部分的にこだわってフォーカスしてしまうのですが…
実は、悪いところなんてなんにもないし、ヨガは、自分の「こだわり」についてとてもよく教えてくれる。
胸にこだわってしまい、逆に固めていたのかもしれません。
「ヨガコラム」もひとつどうぞ:)