ヨガで暮らしと心を整える

「手当て」というセルフケアとリラクゼーション。

ほらやってしまった。

▼ 【処暑】足音を消してやってくるもの。

ここで注意しなきゃーといいつつ、寝違えてしまった。

そんなに激しい寝違えではなく日常に支障はないけれど、アシュタンガヨガの練習中にでてくるチャクラアーサナが辛い、というかできない。

しばらく続く微妙なモヤモヤ。

ちょうどそのタイミングで、身体にまつわる勉強会があった。その会では、自分の土台になる「骨」を意識しながら、自分の骨や身体を触ってみたりもする。

フォーカスしたのが初めて聞いた骨のこともあって、「こんなところにそんな骨が!」と自分を影の影ながら支えてくれていたのに、全く知らなかったことにちょっと申し訳なく思ったりもした。

先生は、アシュタンガヨガの先生と東洋医学の鍼灸院も営む方なのだけれど、教えてくれた基本となる身体の触り方がある。

アイロン手当てという癒し

実際にアイロンを当てるのではなく、温かい手でそっと触れて、そこにある骨を触ってみたり、すこし皮膚のしわを伸ばすように手を当てる。

身体にやさしくアイロンをかけるような気持ち、ということ。

そんな感じで、その日は、腕や足を触っていたら、気づくと首から背中の痛みがずいぶんとましになっている。

その痛みのあった箇所は一切触っていないのに。

少しの力を加えるだけでも、身体は、ずれを直そうとするし正しい場所に戻ろうとするんだとか。

そう思うと、それとは逆に、普段の小さな身体の癖の力でも積もり積もって、腰や首を痛めたりする。

腕の使い方も学んで、私は普段パソコンする時に、わざわざ肩を持ち上げてキーボードを打つ癖があることに改めて気づいた。それが積もり積もっているのだろうな。

お腹や胸に手をあてて深呼吸する、というのはよくやっていたけれど、それと同じように他の部分にも。頑張ってくれている身体をねぎらうように、お手当て。

不思議と、触れているだけで身体が呼吸に合わせて緩んでいく感覚。

触れる、手当てというセルフケアがとても気持ち良い。

実はこのお手当て、我が家には、少し前から専門セラピストがいます。

おなかにのってお手当てしてくれているところ。笑。ほら、ちゃんと肉球使っているでしょ。グルグルグルーという癒しの効果音付き。

「身体の声を聞いているところです…」という敏腕セラピストの顔。もれなく、セラピスト共々一緒に寝てしまいますが…

「10分、報酬ささみのおやつ」で出張サービスはじめるかな。

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