2020年誰も想像しなかった大きな変化。
リモートワークやオンラインが主流となったり、
今年大きく働き方が変わった方も多いと思います。
生きていくために暮らしていくために。
手放すこと、新しく始めること。新しい価値観。
そして。
緊急事態宣言が出て、ちょっと散歩に出ることがどれだけありがたかったのかと実感して。
美しい景色
美しい言葉
想像力を働かせること
まわりの美しいものに気付く力
そういった力もまた、豊かに暮らすために不可欠だと言うことも。
みんなが同じことをする必要はなくて、
それぞれが、自分の役割をまっとうしていく。
これを読んでそんなことを思いました。
ちょうど今年に読めて良かった絵本。風の時代を象徴する絵本のよう。
「アリとキリギリス」は小さい頃からあまり好きではなかったので、同じような教訓なのかと最初思ったけど、全然違う。良い意味で裏切られた。
それぞれがそれぞれの役割を最後にはちゃんと認めている。ちょっとかわったねずみのフレデリックも仲間の中でちゃんと役割と果たして、認められている。
子にはまだ早いかなーと思いきや、
「ふれーりっく」と絵本を探します。(図書館で借りたので返してしまった)
お店でぬいぐるみを見つけては「ふれーりっく!」と喜ぶのでちゃんと覚えている様子。
谷川俊太郎さんの翻訳なので、詩的なセリフの言い回しなども私は好きでした。
ずっと読んでほしい絵本なのでクリスマスプレゼントにでもして手元に置こうかなと。