2年間ほとんどお休みしていたことがあります。
ヨガの話なのですが、私がちゃんとヨガに出会ったのは大学生のころ。「ハタヨガの真髄」という本から。それから独学ではじめました。もう10年以上前ですね…。
独学も限界かなという頃とストレスマックスな頃が重なり、スタジオで初めて受けたのがアシュタンガヨガというメソッド。(なにも知らずに受けたのでそれはそれは衝撃的だった)それからずっと、アシュタンガヨガをメインに練習してきました。
自然と休むことになっていった。
それが、結婚して、東京へ引っ越してから、だんだん練習をしなくなってしまいました。
最初の方は家でもなんとかやっていましたが、職場が遠かったりして朝に取れる時間も少なくなり、そのうちハタヨガのゆったりした方へ向いてしまった。
家で毎日やるのはハタヨガや太陽礼拝だけなどで、月に1回スタジオでアシュタンガヨガをする、という方向に。
つまり、ヨガ自体はしていましたが、アシュタンガヨガの練習がほとんど2年間サボりサボりになって抜けてしまいました。
マットの上には自然と毎日立ってみたり座ってみたり、ゴロゴロしてみたり(ほぼ敷きっぱなしになっていたこともあり)。「毎日マットの上へ」という練習はほぼできていたと思います。笑。
ただ、アシュタンガヨガという一つの種類のヨガの練習はしなくなってしまった…。ちょうどこのころ頻繁に婦人科に通っていたというのも理由としてはあるかもしれません。
時々東京へ遊びに来ていたアシュタンガの仲間たちは「練習した方がいいよ」と言ってくれましたが、なんとなく、私の中で体が向かわなかった。
東京には、それこそ有名な先生もいっぱいいるし、受けに行こうと思えばいつでも受けれる環境だったのに、それすらしなかった。昔はわざわざ新幹線や夜行バスに乗ってまで受けに来ていたのに。
そんな、ちょっともったいない2年でもありました。
それが、地元に帰ってきてから、また馴染みの教室へ通いだし、またアシュタンガの練習をしています。
アシュタンガは、割と運動量の激しいヨガで最初から最後までずっと動き続けます。
そう、ランニングしているような感覚。(多分、長距離走苦手な私がフルマラソンを完走できたのもアシュタンガを練習していたおかげだと思う)
なのでそれを2年休んでしまったので、できなくなったポーズもありますし、何より筋肉量と持久力が落ちました。体重もガクッと落ちてしまった。(私の場合、何もしないとどんどん痩せてしまい、貧相になってしまうタイプ。なのでヨガをして太った方です)
休んでみてよかったこと。
ですが、逆に良かったこともあります。
これは再開しだして感じているのですが、ポーズ自体はできなくなったこともあるのですが、逆に今までよりも体の使い方に対する意識が変わり、また改めて初心に帰って練習しています。
そう、初心に戻った!ものすごく!
2年休んでる間に、仲間はどんどんステップを進めて、ポーズに関しては私は置いてけぼりをくらったけど、それももうどうでもよくなった。
何より初心に戻っての練習がとっても楽しい!そう思って練習していると、体もまた変わり始めました。以前よりも背骨が柔らかくなったり、腰の動きが良くなったりしている。先生も気づいてくれて嬉しい。
そうすると、以前できなかったことができるようになったり、できなくなったことも徐々に取り戻してきたり。
これは、2年のブランクがあったからこそ、与えられたものじゃないかと思っています。
もちろん、2年の間も続けていたら今よりももっとできることも多く体も柔軟になっていたかもしれない。
でも、これが私のペースなんだと。
やめようと思って辞めたわけではなく、なんとなくちょっと離れてしまった。でもこうやってまた戻って来た。それはやっぱり好きだからなんだろうな。
今は純粋に練習を楽しんでいる自分がいます。インドに練習に行ったこともないし、ポーズのペースもものすごく遅いし、それでも私はやっぱりヨガ、その中でもアシュタンガヨガが好きなんですね。
今、自分の母くらいの年齢の人とも一緒に練習しているけれど、それもまた希望。
いろいろと不真面目な生徒ではありますが、いつでも受け入れてくれる仲間や先輩、先生にも感謝しています。
ブログもヨガもマイペースで。
でも自分に無理なく、楽しめるペース。長く続けていくためには、それをいつでもちゃんと持っていたいなと思うのです。
ブログもヨガもずっと続けていきたい。
ヨガにまつわる話。