我が家のキッチン用品は、ごますり器やお鍋などほとんどが夫の一人暮らし時代からのもの。やかんもその一つでした。
汚れたら磨いたりして、長年使ってきたのですが、ついに持ち手の部分が壊れてしまいました…。
やかんがなければお鍋で代用すればいいのですが、今我が家は結構やかんの使用率が高く、冬場はストーブの上で常にコトコトしています。
なので、新しいやかんを一つ購入することに。
柳宗理のステンレスケトル
ステンレスケトルなんて書くと、なんだかオシャレな感じしますが、見た目はザ・やかんです。シンプルライフ・ミニマリストさんの中でも柳宗理のキッチンツールを使っている方は多いようです。私も、色々調べて、こちらのやかんにしました。
その理由をいくつか挙げてみます。
お湯が沸くのが早い。
こちらのやかん、かなりぼってりとお尻が大きいようなデザインなのですが、その分、底の火があたる部分が広く、お湯が早く沸きます。実際、以前使っていたものよりもだいぶ早いです。ガス代の節約に繋がりますね。
注ぎやすいデザイン。
これは、実際に持ってみて納得したのですが、持ち手の部分が独特な形になっていて、手の指にものすごくフィットします。満水にすると結構重いのですが、湯たんぽに注ぐときなんかも楽に注げます。
こんなところまで考えられているなんて…ちょっと悔しい!やかんのくせに…!
蓋が大きく水が入れやすい。
蓋がわりと大きめなので、給水も楽ですし、中を洗うのも楽です。お手入れしやすいって重要なポイントです。
蒸気の吹き出し口にも一工夫。
蓋に小さな穴が空いていて、お湯が沸くとここから上記が吹き出します。それが持ち手に当たらないように工夫されているので、いきなり持ち手を持っても「熱!」となりません。前に使っていたやかんは時々そうなってしまうことがありました。
いい感じに蒸気がこの穴から吹き出すので、ストーブの上に置いておくと本当に程よい加湿器代わりです。
デザインもシンプル
デザインだけならもっとシンプルなものがあり、自宅でレストランしている友人が使っていたOPA(オパ)のステンレスケトル なんかも素敵だなーと思いました。かもめ食堂にも出てきたものですね。
ですが、これは持ち手もステンレスなので、私はついうっかり握ってやけどでもしてしまいそうな気がして断念。柳宗理のやかんはオシャレなデザインとはまた違いますが、使いやすく美しいデザイン。ということで柳宗理のものにしました。
素晴らしいやかん体験
正直、やかんにここまで考えて作られていて、すごいと思いました。使う人のことを精一杯考え抜いたやかん。
そんなに私のことを考えていてくれたなんて…と購入を決意。そして使ってみて、その良さを実際によくよく感じる事ができました。
素晴らしいやかん体験でした。これから長いおつきあいになりますが、どうぞ宜しくお願いします。そして他の柳宗理のキッチンツールがとても気になってきてます。笑。
こちらもどうぞ:)