今の暮らしで増えたものと、持っていたいもの。

先日の記事の中でも、今は「できるだけ物を増やさず、減らす方向で暮らしている」というような内容を書きました。

ですが、それでもやっぱり増えるものもあります。今の私の暮らしの中で増えたものはこちら。

ジップロックのコンテナーです。今までも大中小と2〜3個づつ持っていました。常備菜を作り置きしておくにしても、二人で暮らす分にはそれくらいで十分でした。

ただ、今うちは、実家の家族と共に食事をとることが多く、その為に週に4日ほど、実家へ作ったものを持っていきます。実家で一から作るのなら、これは必要ないのですが、一から作るには時間が足りず、あらかじめ自宅で作ったものをジップロックに入れて持ち運んでいます。

ある日のジップロックの中身は、大根菜をごま油と醤油みりんで炒めたもの。ごはんにのせると美味しいやつ。

その為にいくつか古くなって蓋が閉まりきらなくなってしまったものを処分し（液漏れするようになってしまった…）、新しいものを買い足しました。

少し数は増えたのですが、ジップロックは蓋と本体を別々にして重ねておくと、そこまで嵩張らないのがいいですね。こんな風にシンク下の食器と共に並べています。

ミニマリストやシンプルライフ、持たない暮らしが注目されると、何を持っていて何を持っていないかなどがピックアップされたりもすることも増えました。

ですが、それよりも大事なことは、あくまで、自分の暮らしをよくよく吟味して、何を持ち、何を持たず、何を増やし、何を減らすのかを選択していくこと。

もちろん、家族が増えれば必要なものもそれだけ増えてくる。子供がいれば必要なものも増えるし、いろんな事情で環境が変わると、その都度必要なものも変化したりする。

私が、どんな暮らしでも大切にしたいと思うのは工夫すること。もちろん、その中では減らす工夫、持たなくてもいい工夫を考えることが多いけれど、そこにこだわりすぎず、持つ工夫、増やす工夫も。その方が楽な場合はそうする。

車を購入したこともそうです。今の私たちの暮らしには、車はあった方が断然効率が良い。そして、持ってみて気がついたこともあった。

そして、暮らしの中で持っていたいなと思うのは少しの「心の余裕」

少しくらいものが増えてもいいと思える余裕。（逆に減ってもいいと思える余裕）環境が急に変わっても柔軟に対応できる余裕。その為に普段から、少し余白を残しておくことを意識しているのかもしれない。余白がなくって詰め込むだけ詰め込むと、何にしても余裕がなくなってしまう。

我が家も昨年の春に大きな変化を、そして今年の春にもまた少しの環境の変化がありました。

心の余裕まで最小限にはしたくないですしね。ジップロックが増えた、という話だったのですが、そういうことを思いました。