ヨガのアーサナ中は、今の身体の感覚に意識を向けていくことをとても大切にします。
まずは呼吸の感覚。
鼻から出入りする空気の触感、空気が喉の奥を通り、肺やお腹などがふくらんでいく感覚まで丁寧に味わう。
または、筋肉の伸びだったり、
痛みを感じれば、その痛みを観察してみたり。
アーサナを通じて、触感を味わう。
そして触感は、ヴァーユ(風の神様)の現れた姿だと言われます。
つまり、アーサナは風の神様に気づくひとつの行い。
そのことを学んで、ヨガのアーサナを行なってみると、たった一つのアーサナをするだけでも、
生かされたことに気づいて、とても満たされる。
今、なかなかアシュタンガヨガをフルで練習する!というような時間が取れないのですが、
ひとつのアーサナでじっくりと触感を味わい、風の神様を祝う。
それはつまり自分への祝福。
それはアーサナとも呼ばれないストレッチ程度のことでも。
ストレッチがヨーガに変わります。
1分でも。
風の神様に気づく時間。
今日はひたすらお尻の筋肉の触感に現れた神を祝っております。
最近お尻、凝ってたなぁ〜。