ネットサーフィンに没頭すると、あっという間に時間が経ってしまいます。
なんとなく調べ事をして開いたページから、別のページに、そしてまた別のページに。
最終的には最初に調べていたことから全く関係ないところへ着地していることなんて多々ある。あれ?何調べていたんだっけ?と。あ、そうだった、晩御飯何しようか考えてたんだった。みたいな。
ネットの世界も、「次はこれ、これに興味ある人はこれもどうぞ」とどんどん差し出してくる。(私のブログも使ってますね、ごめんなさい)
これって、自分の思考の癖と同じことで。
だったら、と最近ネットサーフィンしてたなと気づいた時に、楽しんでいるのが、「思考サーフィン」。見ていくものをネットの画面から自分の内側へと変えます。
自分のポップアップしてくる思考、それがどんどんと飛び移るのをただ観察していきます。
思考の波に飲み込まれないように、ただ、淡々と波乗りをするように、観察していく。
飲み込まれてしまうと、観察していたことを忘れて、考えに没頭してしまいます。
思考がポップアップする。あ、こんなこと考えたのね、とここで観察者がいると、その思考は一旦そこで勢力を失います。
でもまたしばらくするとポップアップしてきます。そしたら、またそれに「気づく」。
ポップアップ、気づく、黙る、ポップアップ、気づく、黙る…
ポップアップしてくるネット広告を、消す、みたいな感じでしょうか。
思考サーフィンはこの繰り返し。
これはちょっと楽しんでやってるだけですが、自分がどんなことを考える癖があるのか、どういう思考に飲み込まれやすいのか、そういうことに気づくのに役立ちます。
あ、ネットサーフィンしてたな、と気づいたら、そこで、一旦目を瞑って、自分の中にある思考サーフィンを始めてみるのもいいかもしれません。
もしくは、とても意識的にネットサーフィンしてみるのもまた面白いかも。