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松本大洋・猫・ルーヴル美術館【ルーヴルの猫】

松本大洋・猫・ルーヴルという3つのキーワードと、表紙のオッドアイの子猫が一気に視界の中に入っていて、それはそのまま「買う」という選択肢以外なかった。

大人になってよかったなぁと思うのは、こういう漫画を迷わずに大人買いできるようになったこと。笑。

ルーブルの猫 松本大洋

松本大洋が描く、猫とアートの不思議な世界

猫の物語のようで、そうではなく、アートの物語のようで、またそうではなく。

こちらの世界と、絵の中のあちらの世界。

こちらの世界ではうまくいかないみたい、と感じる白い子猫と小さな女の子。

これ以上書くとせっかくのストーリをネタバレしてしまうことになるので書きませんが、ストーリーも好きだし、絵もやっぱりいい(猫のしぐさや表情がたまらなく可愛い)

とても好きな作品。

この作品は、母が亡くなるまでずっと好きだった「ビックコミックオリジナル」で掲載されていた漫画。

残念ながら母が亡くなってから連載が始まったので読むことはなかったけど、きっと母も好きだったんじゃないかなと思うような漫画。

読ませてあげたいな、と思って、しばらく祈りの場所に置いておくことにします。

私はコミック版を読みましたが、オールカラー版も出ていてとても気になる。見てみたい。

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