ヨガで暮らしと心を整える

豆粒ろうそくで嬉しい瞑想習慣。

物をあまり持たない生活をしているということが、まわりにもわりと浸透してきたので
頂くものは食べ物だったりお花だったりと消えものが多くなってきました。

ありがとうございます。

そして、頂き物はできるだけ有効活用したいと思っています。

先日帰省した際に、主人の祖母から頂いたものがあります。それがこちら。

クレヨンのように色とりどりで可愛い。小さなキャンドル、ろうそくです。

豆粒ろうそくが10分瞑想にちょうどいい。

おばあちゃんは、毎朝立派な仏壇にご飯やお水、お花をお供えしてろうそくに火を灯し、線香を焚き、お経を唱え始めます。これがおばあちゃんの毎日の日課。

お経も今近くのお寺さんに習いにいっているそうです。

お経はなんといっているのかわからないけれど、最後に「あなかしこ、あなかしこ…」と言って終わります。あなかしこ」とは恐れ多い、とかありがたい、とかいう意味なのかな?

信仰心の深いおばあちゃん。いや、おばあちゃん自体が慈悲の心に溢れている人だと思います。

初めて夫の実家に挨拶に行った時、帰り際、おばあちゃんが強く握手してくれて、とても泣きそうになってしまった。

そんなおばあちゃん。夫と結婚して、おばあちゃんとも家族になれたということがとても嬉しかったです。

そのおばあちゃんが今回の帰省でくれた小さなろうそく。私の母の祭壇に火を灯してあげるといいよ、とくれました。

これを夜、母の祭壇に手を合わせた後、私はそのままろうそくをヨガマットの上に移動させて瞑想の時間に使わせてもらっています。

燃焼時間は10分ほど。これがちょうどいい。

座ってぼーっとろうそくの光を見つめます。まずは呼吸に意識を向けてゆっくりとした深呼吸に変えていく。

そのまま10分ほどろうそくが消えるまで。ろうそくを見ていると、あっという間です。

ろうそく(キャンドル)もいつもは常備していないので普段の瞑想には使わないのですが、(防災にもと思って一つ燃焼時間の長いものはある)こうやって頂き物があるときは、嬉しく使わせていただいてます。

母に手を合わせた後、夜のいい習慣になっています。

ありがとうおばあちゃん。

あなかしこ、あなかしこ。(使い方違う?)