ヨガで暮らしと心を整える

母の命日と、これからのブログのこと。

去年のちょうど今頃、ある日の記憶。

嘘みたいないいお天気の中、病院の屋上で事務的に電話をたくさんかけて、その都度励まされたり、慰められたり。それが済んだらベンチに座ってひたすらぼーっとしていた記憶。たくさん花が植えてある屋上だったので、ゆらゆら揺れる花を見ていて。

なんにも考えたくなかった。母ともう会うことができなくなってしまった日。

後のことは、もうあんまり覚えてなくって、母が亡くなった瞬間の病室の風景と、ただ本当に屋上が気持ち良かったなあ、なんてことしか覚えていないのです。

そのあとどうやって家に帰って、お通夜やお葬式の準備を始めたのかなんかも覚えていない。お葬式の様子も覚えていない。

あっという間だった。その後のGWもブログは書いているものの、実際の私の記憶はほとんどありません。

花

ヨガと書くことにひたすら救われた1年。

それから1年経ちました。先日、一周忌法要も無事に終わりました。

法要に来てくれたお坊さんは、もともとヨガ繋がりで出会った方なんですが、本屋さんをしていたり、大学の先生だったり、色々と面白いお方。

母自身も知り合いだったこともあり、これも何かの縁だと、葬儀からその後の法要はすべてこの方にお願いしました。そして、今では父の飲み友達になっているので、縁って本当不思議なものだと感じます。

そんなお坊さん。お話もいろいろとユニーク。法要が済んだ後に、「おおきな木」を朗読してくれました。

▼ 【絵本】「おおきな木」を読んで。

この1年間、私はただただヨガすることと、書くことに救われてきました。お坊さんが「お経を詠んでいる時は一種のトランス状態なんです」って話してくれたんですけど、それが私にとって、ヨガすることや、書いている時間はまさしくそう。(そうなれない時ももちろんあります)

そのことがこの1年間私を保つために、ものすごく働いてくれました。

母のことがなければ、もしかしたら始めることがなかったかもしれないこのブログ。

多分始めていなかったと思う。

私の場合はヨガだけでも断捨離だけでも、書くことだけでもダメだった。それらが全部全部今になって繋がってきた。

随分と時間がかかってしまったし、遅かったと思うこともある。母が生きているうちに伝えたかったことも後からたくさん気づいた。

でも、多分、すべては今のタイミングでしかなかったんだろうと思います。そう思うと、それ以前のすべての出来事だってそうなんですよね。

まだまだ自分の中にも暮らしにも課題はあるけど、そうやって繋がっていくことと思えば、楽しめる。

このブログのこれからのこと。

そして、このブログ。ひとつ目標がありました。母の命日までは毎日更新すること。

▼ 母の供養のためにと思っていたけれど。

一応その目標も達成しました。

なので、目標としての毎日更新はやめにします。と言っても、私の中で義務感になっていたことはなく、ほとんど毎日書くことが自然で楽しい流れになっていたので、このまま毎日更新し続けるかもしれません。

ただ、月のうち何日かは、調子が悪かったり、旅行に出たりでそういう日は予約投稿などを使っていたのですが、その辺りをもう少し自然に任せてみようと思っています。

毎日楽しみにしている、というメールやコメントを頂くと小躍りするくらいに嬉しくて、頑張っちゃうんですけど、ちょっとだけゆるいペースに「ほぼ日スタイル」に変更します。

それこそヨガのアーサナみたいな感じ。もう何かしらは毎日することが当たり前になっているけど、それでもしない日もあるから、それと同じような感じです。

母の病のことがあって、自分にとっての大切なことだとか、生きることについて考えて、自分の中でより身軽でシンプルに生きていたいという思いが強くなりました。

その時にシンプルライフ・ミニマリストさんたちのブログを読んだりすることも私にとってはとても大きな励みになっていました。

これからも自分の中での、ヨガとシンプルな暮らし方。それを模索しながらその都度気づいたことをブログに更新していきたいと思っています。

それに捉われず、いろんなことを書いていきたいなーとも。あ、すでに雑記になっていましたね。すみません。

そして、母から受け継いだ書くということ。これは本当、形は変わっていくかもしれないけれど、ずっと続けていきたいと思っています。

ヨガすること、自分に正直にシンプルに暮らすこと、そして何かを書いていくこと。この3つはもう多分ずっと続けていくだろうな、と思うこと。

そういう風に生きていきたいと思っています。

ほぼ日スタイルですが、TwitterやInstagramで更新情報を流していくのでフォローしてくだされば嬉しいです。

▼ Twitter /  Instagram

これからもどうぞ宜しくお願いします。

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