人が自分のことをどう思っているかは、それはその人の問題であって、そもそも自分の問題ではない。
逆に自分が人のことをあれこれと思うことは、自分の問題であって、その人の問題ではない。
人のことについてあれこれ言いたくなった時、批判や悪口を言いたくなった時。多分、そういうことは誰にでも自然にあると思う。私にもある。
テレビを見てヤンヤヤンヤ文句言うこともある。
その時に、それを自分の問題として捉えてみると、自分がよくわかって面白い。
そういうことを問題としてみている自分がいるだけだから。
人のことが気になる時
だいたいそういうときは、何か自分も同じようなことを他でしていたり、自分のそういうところが本当は嫌だったり。
だから人を通して、自分の嫌なところが見えて、あれこれ言いたくなっているだけなんだと思う。
人に対して批判したいとき、だいたいそんなときは自分自身のことが認められていないとき。何か自分に不満があるとき。
そんなわけないやん!悪いの完全に相手に決まってるやん。
と思っていたけど、冒頭に書いた言葉に近いことを教えてもらって、だんだんそれを受け入れるようになって、ずいぶんと楽になった。もう一度書いておきますね。
人が自分のことをどう思っているかは、それはその人の問題であって、そもそも自分の問題ではない。逆に自分が人のことをあれこれと思うことは、自分の問題であって、その人の問題ではない。
渡る世間は鬼ばかり、周りは敵ばかり。
そう思っていたけど、敵を作っていたのは自分自身。
ちょっと、人のことをあれこれと言いたくなることがあって、このことを思い出し、あぁーよくできてるなーと思った。笑。
それがわかったら、アレコレ批判する前にできることは、自分を整えることだけ。なんでそれに批判したくなるのか、自分の中にある感情をよく観察してみる。
ほんとにそれだけ。なんてシンプル。
もちろん、それを踏まえても相手に伝えなくてはならないことはある。
でも、「あいつにはアレコレ言ってやらないと気が済まない!」と思っているときの批判には感情が伴う。感情が伴って伝わった言葉は相手にも、事実以上の攻撃やダメージを与える。
自分が落ち着いてから、事実だけ伝える。それも大事。
私はアレコレ言いたくなったとき、ひとまず「紙」に書いたりしてみるのですが、それだけでも客観的になれてスッキリすることも。
案外「紙」になった「神」さまが悪口を聞いていてくれたのかもしれない。
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