「おめでとうございます。このmacbookはあなたに出逢うために作られたのです。」
先日MacのUSキーボードについて書きましたが、もうひとつ、Appleから学ぶシンプルライフを。
あなたのために生まれたモノたち。
はじめてMacを購入したとき、びっくりしました。家電にこんなメッセージが入っているのなんて見たことなかったから。ものを買って「おめでとうございます」なんて言われたこともなかったですし。
Appleのこういうところも好きです。
この言葉を眺めていたら思いました。
よくよくこの世界の仕組みを見てみると、本当にそうなんですよね。今、私の手元にある全ての物たちは、私のために作られ、私を幸せ(楽)にしようとしてやってきてくれた。
冒頭に書いたその一言もそれが表れている。
なのに、物に溢れてしまうと使い切れない、手に負えなくなってきて、「なんでこんな物が!」となってくる。次第に見向きもせずに忘れられた存在になってくる。
与えられていることが「当たり前」となってくる。
Appleの創始者であるスティーブジョブズは、禅やインドの哲学にも精通していたと言います。瞑想や祈りも日常的に行っていたそうです。
この一言って、そういうことが表れているなと感じました。
ジョブズのiPadにもダウンロードされていて、生涯の愛読書とされていたのが『あるヨギの自叙伝』。
とてもとても分厚い濃厚な本です。私は一旦手放してしまいましたが…