絶景ブームだそうですね。
母が入院中も数名の方が「絶景本」を買ってプレゼントしてくれました。
母がどんな気持ちでそれを眺めていたのかを想像すると、ちょっと切なくなったりもしますが、今は、時々私がそれを眺めていたりします。
「絶景を見に行く」という物より思い出的なお金の使い方。何にお金を使うのか、ということを多くの人が考え直しているのかもしれません。
上の朝日の写真は結婚する数年前に、富士山に登った時に見た景色。やはり、この景色をみれたことはとても感動でした。
母がもらったものは、日本の絶景を紹介しているものでした。こう見ると、日本にもまだまだ知らないところ、行ったことないところがたくさんあります。
気になるところがいくつかあったので、次の旅行の参考にしてみたいと思います。
日常の中での絶景。
日常を離れて、自分が知らない見たことのない世界を見ることももちろん貴重な体験。
でも、私は日々の暮らしの中でちょっとみれる自然の絶景(?)もとても好きだったりします。
ある日の満月。
7月のブルームーンの満月です。ベッドの上で寝ていたのですが、やたらいつもよりも明るいなと思い、カーテンを開いてみたら、まん丸のお月様が。あいつもよりも近く感じ、月光浴を楽しんで寝ていました。
ある日の虹。
主人の実家に帰省している時にみた虹。
写真じゃわかりにくいのですが、ダブルレインボーでした。高いビルもない田舎なので、ほんとに空に大きく虹のトンネルが出来ていました。
ダブルレインボーは見たら願いが叶うそうですね!
ある日の夕日。
田んぼに写る夕日がまた綺麗だなーと。なんでしょうね、朝日だったり夕日をみたりすると、「今日もありがとうございます」的な気持ちに自然になるのは。
絶景なんて言ってしまって、すみません…。
iPhoneでただの日常の風景をとっただけなので、私の感動はなにも伝わらないと思うのですが、絶景を見にどこか遠くへ行かなくても、日常の中にも毎日なにか素敵なことって潜んでいますね。アミニズムって言ってしまうとまたちょっと違うかもしれないのですが、小さな幸せといいうのか。
そういう景色に出会えた時、ほんとに嬉しいとかありがたいとか平和だなーとか、豊かな気持ちになります。 幸せを求めてどこか遠くへ探しにいったり、何かを手に入れれば幸せになれる、ということではなくって、幸せも平和も豊かさも今ここにすでにあるという気持ちに気づかせてくれました。
でも、それをわかった上で、たまにはその日常を離れて絶景や体験を楽しみに行くというのも、きっと感動も大きいものですね。
海外もいいなと思うのですが、日本のまだまだ知らないところをたくさん行ってみたいな、と思います。有名なところではなくても、ゆっくり自然を感じられるところが今は気になります。
私もモノをあまり買わなくなった今、誰かに会いに行ったり、景色をみに行ったり、体験にお金を使うことの方が多くなりました。
その方が自分にとってずっと心地いいお金の使い方なんだとわかりました。