ナマハ、インドでお馴染みの挨拶ナマステ。
ナマハ は日本語で訳すと「尊敬、畏怖」などと訳されます。
自分が全ての宇宙の采配の中で大いなるものに生かされている、そこに対するありがたいなぁ、というようなそんな気持ち。単に「感謝」という言葉にしてしまうのは少し違うような。
この言葉の意味を、訳だけで理解するのは少し難しいなと感じていて。
私もヨガの学びを続けながら少しづつその理解を深めているところです。
最近たまたま手元にやってきた2冊の絵本が、私にその気持ちを思い出させてくれました。
からだのなかで ドゥン ドゥン ドゥン
胸に耳をぴったりつけると、体の中から「ドゥンドゥンドゥン」と力強い音が聞こえてきます。これはふしぎないのちの音である“鼓動”です。だいすきなひとのいのちの音を聞いてみましょう。ひとも、いぬも、ねこも、とかげも、とりも、くじらも、みんなみんな、体の中に音をもっています。いのちの音が響く生きもの賛歌の絵本です。
福音館書店
寝る前によく子供の心臓の音を聴きます。産まれたばかりの頃は「ちゃんと生きてる?!」という確認もあったけど、今はそれを聴くと私も安心する。この子にもちゃんと命が与えられている。生かされている。そして、私も命が与えられて生かされている。そんなことを思い出させてくれる絵本。
ありがとうのえほん
こちらは今月の定期購読の絵本。
自分の周りにあるもの、自分の暮らしを支えてくれているもの、何気なくあたりまえにあるそれらのものに、一枚ずつページをめくって「ありがとう」と伝えていく絵本。
この絵本の延長のようなことをよく寝る前に一緒にやってます。
たまたまのタイミングでこの2冊が手元にやってきましたが、魔の2歳児、イヤイヤ期真っ只中を抱える私の気持ちも癒してくれるようなそんな2冊でした。
この子がここにいることも、当たり前ではないんだということ。ドゥンドゥン聴いて思い出します。