ヨガ的にも楽しめる漫画として先日「コジコジ」を紹介しましたが、もうひとつこちらも。
手塚治虫自身がライフワークにしたという作品だけあって、さすがにすごい。
今、ヨーガの聖典も子が寝たタイミングで少しづつ学び続けていますが、そことも繋がる話が多い。
例えば、火の鳥のこのセリフ。
「地球は生きているのですよ、生き物なのですよ」
ヨガでは自分の呼吸を丁寧に観察することから始めます。そしてその呼吸は、地球の呼吸、宇宙の呼吸。全てが呼吸でつながると考えます。
ある日は子が「火の鳥」を持ってきて「はい(よんで)」と、言われて開いたページがこのセリフ。
「私の名は「火の鳥」 鳥とはいってもそれは人間の目から私を見て 鳥に見えるだけです。私の本体は、 そう…宇宙にみなぎった、生命のエネルギーのちょっとしたかたまりのような ものかしら…」
これとか。宇宙にみなぎる生命エネルギーのようなものって、イーシュワラですね。おそらく。
存在とは意識。
この話のテーマが輪廻転生。
人間はどこから来てどこへ行くのか?
私とは誰なのか?
そういうことに全て知識として地道に学んでいくことがヨーガ。
母も好きだった手塚治虫の「火の鳥」
こういう話だったのか、と今面白く読んでいます。