先日、「ちょっとした想像力が優しさとなる」という記事を書きました。
優しさ関連でもうひとつ思い出したこと。
この街に引っ越してきてから思うこと。
ものすごく、道を譲ってくれる方が多いということ。
車で右折をしようと待っていると、向こうから来る車からパシャっとパッシングライト。
道を譲ってもらえるという、小さな優しさ。
このようなことが、頻繁におこります。
引っ越す前はあまり車に乗ることがなかったから気づかなかっただけかもと思っていたけど、向こうでは毎日車に乗ってた夫もそういうのだから、やはり譲ってくれる車が多いんでしょうね。
また、引っ越してきたばかりの頃、見ず知らずの通りがかりの方だったり、お店の方だったり、子供を連れて歩いているとよく話しかけてくれる。
そんな小さなこと、と思うかもしれませんが、コロナ禍に引っ越してきたばかりで、人と会うこともなく、不安も多かったころ、それは本当に嬉しい出来事でした。
車にしても同じ。ペーパードライバーで、まだ運転も慣れてない、そんな身分には道を譲ってもらえることがどれだけ心強いか。
そんな優しさもあって私はこの街が大好きになりました。
溢れる優しさをイーシュワラと呼ぶ。
この土地の海のおおらかさが人をそうさせるのか?
あまりに親切な人に合うことが続くので、そんなことも思ったり。
おそらく、相手はこちらのそんな事情も知らないし、普通に当たり前のこととしてやってくれているだけなのかもしれない。
ありがとうとお礼も言うこともできないけれど、わたしもその嬉しかったことをまた返していきたい。
どこかで、不安で潰れそうになっている人がいるかもしれない。
そんな時に、ちょっとした優しさでその不安が少しでもほぐれたならば。
コロナのせいで、人との距離感がすこし難しく感じるこの頃、こんな優しさは大切にしていきたい。
「優しさ」といえば、藤井風ですが、こっちの優しさも大好きな曲。
どちらも大きな全てに溢れる優しさの歌ですね。ヨガではそれをイーシュワラと呼んだりします。
どうか、優しさ、思いやりとしてイーシュワラが溢れ出ますように。
大好きなお祈りの言葉です。
それがまた、ヨーガの練習になってきます。
おしまい。