ヨガで暮らしと心を整える

聞いていて癒された小鳥遊大史の名言。

タイトルだけ見て、いや「小鳥遊大史」て誰やねん、しかもなんて読むねんって思う方が多々だと思いますが。

「大豆田とわ子と三人の元夫」というドラマに出てくる数学好きなとてもユニークなキャラクターです。小鳥遊はたかなしと読みます。

「大豆田とわ子と三人の元夫」最終回ようやく観ましたが、終わってしまって寂しい。(今季は「珈琲いかがでしょう」もそうだし、ドラマ豊作でした)

このドラマで泣けるとは思ってなかったけど、インテリアもファッションも見てて毎回楽しかったし、テーマ曲サントラも好きでした。

どんな話?と聞かれたら、答えに困るんだけど、こんなにライトでポップに描かれた世界に毎回聞き込みたいセリフがあって、それを聞いているのが楽しかった。キャラクターそれぞれの言葉が楽しみなドラマでもあったのかも。

特に印象なセリフが7話で、オダギリジョーさん演じる小鳥遊大史が、親友であるかごめを喪ったとわ子に向けて語ったこのセリフ。

聞いてて癒された。

「過去とか未来とか現在とか
どっかの誰かが勝手に決めたことで
時間て過ぎていくものじゃなくて、
場所っていうか別のところにあるものだと思うんです。
人間は、現在だけを生きてるんじゃない。
その時その時を、人は懸命に生きていて。
それは別に、過ぎ去ってしまったものなんかじゃなくて。
あなたが笑っている彼女を見たことがあるなら、彼女は今も笑っているし、
5歳のあなたと5歳の彼女は、今も手を繋いでいて。
今からだって、いつだって気持ちを伝えることができる。」

小鳥遊大史

パラレルワールドを意味するような言葉?だと思ったけど、今ちょうど私が自分の課題としてやっていたことと少し重なったりもしたので、とても響いた。

過去の自分も、その場所にいるなら、そこへ優しい声をかけて寄り添ってあげることができるのは今の自分なんですよね。

過去は決して変えることはできないけれど、そうすることで、受け入れることはできる。

過去を拒絶せずに、否定せずに、受け入れていくと、
そこにあるのは、ひとつの自由です。

そして、最終回で父との過去、母との過去を受け入れて、ひとつ自由になった彼女へ向けられたセリフ。

「大豆田とわ子は最高だってこと」

愛と自由を感じるドラマでした。

あー面白かった。毎週の楽しみが終わってちょっと残念。カルテットも面白かったしまた見たい。