年末年始は帰省しないことにしたので、せっかくならばと、海辺ならではの年末年始を。
2020年を美しい夕日で見送り、その何時間か後に2021年をまた素晴らしい朝日で迎えることができました。
最高のプレゼント。
そして、お正月にみたピクサーの新作映画「ソウルフルワールド」がこれまた最高だった。(※ここから少しネタバレ含みます)
字幕でみて、吹き替えで見て、流しでみて、じっくりみて。お正月のうちに何度見ただろうか 笑。
今年1番にこの映画を見れて良かった。
ミュージシャンになりたいと願っていた主人公、その夢が叶った時に感じた虚しさ。
そして、生きる上で夢を叶えることよりも大切なのは、一瞬一瞬のきらめきに目を覚まして生きることだと気づいたこと。
まるで、ヨーガの始まりのような映画。
夢を実現させよう!チャンスを掴もう!やりがいをみつけよう!それが幸せになる道!
そう伝える映画が多いと思うんだけど、(もちろんそれも大切なひとつではある)この映画は、その後、を伝えていた。
この映画の中では、「きらめき」というのがキーワードとなる。
きらめき=人生の目的、やりがい、生きがい
ではない。
たとえ、やりがいや人生の目的なんか見つけてなくても、そのままのあなたで充分に満たされていて大丈夫なんだとこの映画では伝えてくれる。
日常の中で、空を見たり、歩いたり、料理が美味しかったり、嬉しかったり、悲しかったり、ホッとしたり、怒ったり。
そういうことも「きらめき」になる。
生きる目的は、ただ体験すること。今持っている五感を使って味わうこと。
今ここに、すでに、きらめきはある。
私の場合は、朝日を見たり夕日を見たりすることは、間違いなくきらめきのひとつ。最高のプレゼントです。
そんな、きらめきで始まった2021年。たくさんのきらめきに気づけますように。
映画は今上映予定がなくディズニープラスでしか観られないのですが、ぜひ、たくさんの大人に見てほしい映画。