最近、セレンディピティという言葉に弱いようです。
本屋さんでパッとこの文字が目に入り、あ!私も乱読派だし、セレンディピティ派だし(?)と手に取った本。
セレンディピティとは?
セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。(wikipedia)
ヨガとの出会いもセレンディピティ
そもそも、良く考えればヨガとの出会いも、乱読のセレンディピティのおかげなのですよね。
いちばん最初に出会ったのは、仏教美術の本の中なのです。
大学の仏教美術概論とかいう授業で、レポートを書くときに調べ物をしていた本の中から、たまたま手にした1冊の中に曼荼羅だったり密教だったり、その流れでヨーガという言葉が出てきたのです。その時の先生についてや講義については、ちっとも覚えていないのだけど。ごめんなさい。
それで、ヨーガとはなんぞや、と始まったわけですね。
そもそものそもそも、私は仏教になんて興味なかったのですが、たまたま幼稚園、高校、大学と仏教系できました。
そんなわけで、お釈迦さんのお誕生日の花祭りは馴染みですし、私の友達には僧侶が多いのです。
そんなヨガとの出会いの話をその友人たちと久々に会ったときにしていたら、「それが縁っていうものやがな」とお説教されました。
当時私は、ヨガにはまってその友達たちにおそらく「ヨガめっちゃ面白い!」とか言っていたのでしょうね。
卒業時に交換した色紙のなかに「ヨガの先生なったらヨガ教えてな」というのを、書いてくれてた子もいたのです。これをヨガのインストラクターになってから見つけたとき、ゾワゾワッとしたのを覚えています。
大学受験と就活は、思うようにいかず失敗してるけど、ヨガに出会えているので、ものすごいセレンディピティなのかも。
なるようになるというのか、これも宇宙の最初の1秒に決まっていたのか…?
そう思えば全てがやっぱりそうやって繋がっていくのだと思いますね。そんなことを思っていたら、父から、ブログを見て昔していた仕事の原稿のメールが送られてきました。
それがなんと「セレンディピティ」についてのことだったのです。
面白いですね。
すべての出会いがセレンディピティ
私のブログや本も、役に立つ記事は書けないけれど、読んだ誰かのちょっとした何かに触れるきっかけになればいいなあ、なんて少しはそんな気持ちもあります。
と、本の内容は全然レビューしていない記事ですね…笑。
本も面白かったですよ。とりあえず「よみもの」が好きで、色んなものを適当に読んでみる私でいいんだと思って、嬉しかったです。フリーペーパーや飛行機の機内誌の中にあるちょっとしたコラムなんかも好き。
そんなところで、ちょっといいなと思える文章に出会えるのもまたとても嬉しい。