人生の節目みたいな時に、後から思い起こせば、不思議な偶然みたいなことが(それは偶然ではないと今は思えるけど)点と点で繋がっている。
今回の私の骨折も一つの大きな節目だったみたい。これはまた機会があれば書きたいと思います。
そういう時に必ず感じるのは、自分の力ではないナニカに動かされているように感じること。
そのナニカとは、とてもとても簡単に言ってしまえば、神様とか運とか宇宙の仕組みとかそういう言葉になるのかもしれないけど。
ブログを始めた、という節目。
私がこのブログを始めた、というのも一つの大きな節目でした。
母が病気になって、何か気持ちを落ち着けたい、と書き出したのが始まりだけど、ちょうどその頃は、母も病状があまり良くなく、毎日書いていた日記が書けなくなっていた頃。
その点と点がちょうど結びついたと知ったのは、母が亡くなった後だけど、母に何かを言われたわけでもないけど、私は、日々のことを書いてみたいとブログを始めたのです。
日記ではなくて、ブログとして公開しようと思ったのも、今思えば不思議なのですが。
そのブログがたくさんの人に読んでもらえるようになって、本を出版することまでできたのは、私には及ばぬ力が働いたとしか思えない。
私よりもきっと文章を書くことが好きだった母の素質を、その時少し受け継いだのだと思っています。
だから、ブログが自分でなんかマンネリ化してきたな、と思ったら思い出すことは、今書いているのは、私だけでなくて、母の力を借りているんだということ。
毎日エッセイのように日記を書いていた母を思い出すこと。そして自分の役割を思い出すこと。
そんなことを思い出した、平成最後のお盆でした。
※お盆は少しブログもお休みします。おひまだったりしたら過去記事なんか読んでもらえたりしたらとても嬉しいです:)