空がもやもやと灰色な日々。梅雨のちょっとジメジメとうっとおしい時期。
色が恋しくなって、ちょうどいい展示をやっているのを思い出して行ってきた。
「色彩の画家 オットーネーベル展」
オットーネーベル展へ
中学生の時にカンディンスキーの「色彩のコンポジション」を美術の教科書か何かで見た時に、なんて楽しい色使いなんだと感動した。
オットーネーベルという画家を知らなかったけど、これまたなんとも楽しい色彩の画家だった。
ピカピカの晴れの日よりも、どんよりとした曇り空の方が楽しめそうな色彩体験。
私が行った日も外は雨だったけど、そのグレーの空がちょうどいいキャンバスになった感じで後から色の余韻も味わえた。
音が色で見える人たちのその才能のことを、共感覚というらしいけど、彼らもそうなんじゃないかと思う。記憶も色で見えていそうな感じ。
京都文化博物館で6月24日までやってます。
artにまつわる話:)