何か本を読みたいなと思った時、本屋さんでゆっくり本棚を眺めながら、気になった本を1冊、2冊買うことがある。
私の好きな時間。
その時々で、惹かれる本棚が違っていて、自分の気持ちを知るのにもなる。
先日も、そんな気持ちで本屋さんに入ったのだけど。
最初に目に入ったのが、写真集コーナーの猫。目があってぱらぱらとめくるともうダメでした。
あっ…家で仔猫が待っている。
そそくさと本を閉じて、そのまま何買わずに帰宅。
いつもなら平気で1時間ほどいてしまうのに、その日の滞在時間わずか3分ほど。
というわけで、帰ってアマゾンで本を探してみるけど、やっぱりセレンディピティの楽しみは本屋さんの方ががまさる。
なのですが…
ここ最近、『おすすめ』に出てきた本がどちらもとても好みでした。
猫にまつわるエッセイ2冊
どちらも猫にまつわるエッセイで、
「猫には嫌なところがまったくない」
「猫はうれしかったことしか覚えていない」
まさに、うんうん、とうなずきたくなるタイトル。
猫と暮らしている身としては、本当あるある話がたくさんで楽しめる。
この風景と同じような話も出てきました。
朝起きて下に降りて行ったらこの風景…。
これは本当もう、ティッシュを上に片付けて寝るのを忘れた私が悪いのです。
しかも、「そこにあるティッシュは全部出す」
まさしく。全部出された上に、中のビニールまで。
以前トイレを開けっ放しにしてしまった時は、それこそトイレットペーパーがなにか不思議な造形物に変わっていましたね。 雪が積もったようにちらばったトイレットペーパー。前衛アートのようでした。
こんな風にされても、現行犯でない限り叱っても猫はわからない。素晴らしいアートを見せてもらったと思うしかないのです。
本当、猫には嫌なところがまったくない。
今これを書いている時は、お昼の3時でうちの仔猫にとっての真夜中の時間。ベッドの下が誰にも邪魔されないと知っていてそこで爆睡中。
とおもったら、自分のことを書かれていると察知したのか「ごろにゃーん」と階段を降りてきました。何か猫ってそういうところありますよね。
そして、うちの猫。ほんとうによく「ごろにゃーん」と鳴くのです。
猫がごろにゃーんって鳴くの、始めてききました。実家猫はほとんど鳴かない猫なので。
どういう心境なんだろう、と思って調べてみたら、「ごろにゃん」と鳴くのは一説によると親が仔猫を呼んだり仲間を呼ぶときに使うんだそう。
仲間と思ってくれていたのか…