お正月に京都の街中を歩くと、あちこちでみかけるものがあります。根引き松と呼ばれるこちら。
関西では1月15日くらいまで飾ってあることが多いですね。なのでまだ見られます。
シンプルな門松、根引き松
全国的に見かける立派な門松とは違い、根っこがついた若い松の木に水引を結んだだけのとてもシンプルなもの。
右が雄松で左が雌松だそう。
もともと松は年中青々としていることから、長寿や健康、生命のシンボルであり、神様をお迎えするための依代。
それに根がついている意味は、地に足がついた生活ができるようにとか、成長し続けるようになどの願いがこめられているんだとか。
華やかさはないけれど、静かに神様をお待ちする、そういうこころの現れ。
大きな門松よりもシンプルでいいなと思う、京都の根引き松。
そして根引き末を飾ってあるところ。社寺やお店も多いというのもありますが、なんにもないとてもすっきりとした空間。他になんにも置いてない。だからこそ、とてもこの松が目を引くのでしょう。神様にもすぐわかる。
松。ひとつ意味を知れたので、来年は用意してみたいと思います。
健康は欠かせないテーマだし、我が家にも神様が寄ってくれるといいな、と。そのためにも玄関もすっきりとさせておきたい。
今ちょっとごちゃっとしているので片付けよう…
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