最近、欲望がすごいのです…。
食欲の秋だからか、ついに執着が始まってしまいました。
何にへの執着かというと「ごま」。ごまが食べたい、ごまふりかけたい。いやむしろごまを摺りたい。ごま浴、じゃなくってごま欲。せっせとごますりに精を出しています。
主役になれないごま。
ごまが食べたいと思っても、ごまがメインになるおかずってなくって、どうしても「ほうれん草の胡麻和え」だったり、「きんぴらごぼう」にぱらぱらとふりかけたり。
きんぴらなんて、ごまがあるのとないのでは全然違うのに、名前すら入れてもらえてない。いつもいつも脇役のごま。
そんなごまを思って、なんだか切ない。
そして、もう一つごまに執着してしまっている理由がこれ。これでごまを擦るのが、とっても楽しいんです。楽しいだけじゃない。気持ちいい。また今はまっています。
ごりごりごりごりーと手のひらを使ってやるだけで、すりごまが簡単にできるし、その上手のマッサージにもなるのですから!
美味しいと気持ちいいの一石二鳥。
たくさんすりごまができるので、これからやりたいのは「白和え」ですかね。
これは去年作ったもの。柿とほうれん草の白和え。夫のお母さんが作ってくれたゆず味噌に豆腐とすりごまを混ぜて。
ごますり器はこれです。
ごまの栄養
今せっかくごまにはまっているのですから、ついでに栄養面も少し気になります。
理想の食生活を言い表した言葉「まごわやさしい」の「ご」はごまの「ご」だったり、サプリでセサミンっていうのもよく聞きますよね。
なので、まあ良さそうなのは良さそうだけど、なんに良さそうなのかはよくわかってなかった。
なので調べました。
食物繊維やタンパク質がたっぷり含まれているだけでなく、鉄分やカルシウムも豊富なのだとか。ビタミンEが豊富というのもそういえば昔家庭科で習った記憶がわずかに。
そして、ごまの栄養素「ゴマグリナン」の成分が活性酸素を撃退する、つまりアンチエイジングに効果的なのですね。
ついでに「まごわやさしい」も。
- ま…豆類
- ご…ごま、ナッツ類など
- わ…わかめ、海藻
- や…野菜
- さ…魚
- し…しいたけ、キノコ類
- い…芋類
脇役であんなにちっちゃな一粒なのに、すばらしい。でもこの脇役だからこそいいのかもしれませんよね。主役になれなくても、ちょっとおかずに振りかけたり、手軽に足すことができる。
なくてもいいけど、胡麻和えなんかはないと困るじゃないですか。きんぴらだって、ないとなんか物足りないじゃないですか。
あ、もしかして私そんなごまに憧れているのかもしれませんね。だからごまへの執着が今半端ないのかも。
お弁当にも時々煮卵の上に散らしてみたりするのですよ。本当は可愛く花模様とかにすればいいのだけれど…。これだって別になくたっていいのだけど、あるとちょっとだけお弁当の彩り面でもスパイスになる。(だから本当はもっと花柄なんかにすればいいのですが…)
「ひらけごま!」の呪文じゃないけど、ちょっとお守り程度の。この量じゃお守り程度の栄養にもならなさそうだけど。笑。
そもそもこの「ひらけごま!」もアラビアンナイトの宝物を探すときの呪文。ごまには何か神秘的で特別な力があると信じられていたのでしょうか。
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