前回の旅で宿泊したのはお寺の宿坊。
今の宿坊は旅館のようにアメニティも少しはあったりするのですが、それでも空間はとてもすっきり。テレビもありません。
ものを減らす暮らしをしている中で感じていることが、その方が自由が大きくなっていくなと。その空間をどう使うかも自由になるし、ものに捉われる時間からも自由になります。
このお寺の空間の中でも友人とじっくり話をしました。懐かしい話だったり、悩みだったり。ものがない分、人と向き合うことになる。
一人だったら、自分と向き合うことになりますね。
ものに頼らない分、ある意味では難しいかもしれないこと。でもその分、豊かなことだと思います。
そして、家。
随分と長い間たくさんのものに溢れ、自分のことにいっぱいいっぱいで、ついつい家族との時間や人や自分と向き合うことを後回しにしてしまっていたな、と今とても反省しています。
もう実家は出てしまっているけど、まだ関係を直すことは遅くないと思い、今少しずつ実家の家族の片付けを手伝っています。
また今回も弟から要請がきました。彼は片付けが非常に苦手。半年前にだいぶ片付けましたが、またヘルプを出してくれました。
自分の片付けに余裕ができたから、家族からの要請には喜んで答えられるように。
これは私の一つの成長です。