ブログ「ミニマリスト日和」のおふみさんの2冊目になる本「服を減らせば、おしゃれになる」を読みました。
毎日、ほぼ日手帳に描かれたイラストがとても可愛いブログで、初期の頃から私も大好きなブログ。
特に、時々ファッションの記事で出てくる女の子のイラストがとても爽やかで可愛くて大好きだったのですが、そんな女の子のイラストがたくさん詰まったこの本、ワクワクしないわけがありません。
バリエーションの呪いという恐怖。
全て一から書き下ろされたという今回のイラスト。
おふみさんと私の服の好みが似ているというのもあるかもしれませんが、私好みのスタイリングもたくさん出てきて、眺めているだけで楽しめる1冊でした。
この本の中でものすごく共感したのが「学生時代にかけられたバリエーションの呪い」
おふみさんは私服の高校だったそうで、そりゃあもう毎日「いかに違う服を着ているように見せるか」ということに必死になったそう。
私は高校はものすごく厳しい女子高だったので、制服にがんじがらめにされていましたが、その分、大学生になってから同じ呪いにかかりましたね。
誰にもそんなこと言われていないのにちょっと人と目があうと、「あ、絶対今、昨日と同じ服って思われた!」とか、自分の中でイマイチな服を着て出かければ「あ、絶対変な服って思われた!」とか、被害妄想も甚だしい。笑
「毎日同じ服だと思われたら恥ずかしい…」その時は、服も靴も鞄もたくさん持っている方がオシャレだと思い込んでいたんですね。
あとは、美容室や買い物に行くのにも前回と同じ服じゃいけないとか…。どこまでも人の目を意識していましたね。
本当この呪いはなかなか強烈ですね。この呪いを解くことが、服を減らす一つの大きなポイント。
服が少ないからこそおしゃれになれる。
物と向き合っていくというのは、その物自体と向き合うだけでなく、自分の体型だったり、行動だったり、好みだったり、その全てと向き合って、選んでいくということ。
だからこそ、選んだものは大切にしたくなるし、少ない物でも満足していけるのだと思います。
おしゃれを楽しむために、ファストファッションとうまく付き合うコツなども参考になります。おふみさんは、今年流行のMA-1もご主人のものを借りて活用されているとか。さすが!私は試着してみたものの、うまく着こなせませんでした…。
ここ最近のMA-1ブームを見てどうしても思い出してしまうのが兵動大樹のこの話。全く私の勘違いで、これはB3というものでした(笑)
服を減らしたい、でもおしゃれも楽しみたい、そんな願望を叶えてくれるとても可愛い1冊。
服が少なくても、おしゃれになれるんではなくって、服が少ないからこそおしゃれになれるんだな、ってこの本からは気付かされます。