四国ツアーの記事第2弾です。第1弾は香川のうどん体験を書きました。今回は高知編。
香川でうどん、愛媛で道後温泉、高知で龍馬、徳島で鳴門くらいの簡単な予定しか立てずに、なりゆきに任せた旅行でしたが、今回もいい旅ができました。
高知で出会った絶景。
高知で、以前書いたミニマリストを知らないミニマリストのような旅人と運良く合流できました。彼は、とりあえず1年間、日本を車で旅しながら暮らしているのですが、本当にどこにいるかわからない人。
思い立ったら海外へもすぐに飛び立つ人で、最近まではサンフランシスコ、帰ってきてからは沖縄に滞在していたそう。(四国も暖かいかと思ってきてみたらそうでもなくて、そろそろ移動すると言ってました。笑)
一緒に良さそうなところを探しながらドライブ中に出会ったのがこちらの風景。
なんだか女神でも湧き出てきそうな雰囲気です。
高知の山奥で出会いました。四万十川の清流です。私は四万十川って全部がこんなに綺麗なブルーだと思っていたのですが、そうではなくってここまで澄んだブルーのところは、ところどころでした。結構山間を行ったり来たりしてようやく出会えた色。
私のブログのテーマカラーがこの水と同じような色にしているのですが、大好きな色なんです。自然にある大好きな色に出会ってテンション上がりました。そして、ずーっとぼーっと見ていても飽きない。笑。
そしてこちらは仁淀川。四万十川よりも実際はこちらの方が全体的にブルーで綺麗だった印象です。仁淀ブルーという言葉もあるんですね。納得の美しさ。
これらの風景は、どこも特に有名なところではないようです。観光客のような人も一人もいなかった。まあ、高知全体が四万十川や仁淀川で川の水がきれいな所ということはありますが…。
たまたま、運転中になんか良さそう!と思って車を止めて、大丈夫そうだったら、少しの間そこでゆっくり過ごさせてもらいました。
友人の旅人が、ハンモックやカセットコンロなども持っていて、コーヒーとハンモックでもてなしてくれました。コーヒーに至っては、先月まで滞在していたサンフランシスコのお土産で、豆から挽いて淹れてくれたもの。最高に美味しかった!
風景を楽しむ感性。
今回、成り行きに任せた旅をしてみて、自分でいいなーと思って見つけた風景の方が、ガイドブックやネットで紹介されていた観光地よりも綺麗だし感動したということ。
やっぱりそれは、一緒に回ってくれた旅人のおかげでもあるんですけど、1年間アウトドアして暮らしてると、そういう勘が働いてくるんだとか。
私もさすがに1年のキャンプ生活はちょっと考えられないけど、ちゃんと自分でみて「いいな」と感じる。そういうことを感じ取れる感性は持ち合わせていたいな、と。
香川ではちゃっかりと有名なうどん屋さんへ行っております。愛媛でも有名な道後温泉に入りました。(笑)でも、思い出は「有名なところだから」とかそういう理由ではなくって、ちゃんと自分で感じた事を残しておきたい。有名なところだから良い、というわけでもないですもんね。
高知では、たくさんそういう風景に出会えて嬉しかった。
そして、もちろんこんな風景は私にとっては非日常の絶景なのですが、案外、普段の生活にも絶景って転がっていたりする。
もうモノはそんなにたくさん要らないけれど、小さな幸せとともに、自分の中での絶景をたくさんストックしていきたいな、と思うのでした。
さて、散歩にでもいってこよ。