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福男のその後と役割。

「年の初めのえべっさん、商売繁盛で笹もってこい〜」

関西では有名な風物詩、西宮神社の福男。

毎年1月10日、西宮神社で行われる、「開門神事福男選び」として、本殿下へ早く到着した順に一番から三番までがその年の福男として認定されるもの。

2018年の福男も今朝決まったようですね。

お地蔵様

先日、過去に一番福に選ばれた人たちのその後を追ったテレビ番組をやっていた。

「その1年は良い年でしたか?」

というレポートに、「大学受験に失敗した」「インフルエンザに二度もかかった」「盗難にあった」

という、なんとも福とは遠いような返答を返す過去の福男の人たち。

福男になったら1年中はラッキーなことばかりなんじゃないの?

と思いがちだけど、実は福男とは、「自分の福をわけて周りを幸せにする」のが役割なんだとか。

大学受験に落ちたけど、見知らぬ誰かはその代わりに受かった。
誰かの代わりにインフルエンザを引き受けた。

そう考えるとなるほどなとも思えるし、すべての出来事は自分の見方次第でラッキーにもアンラッキーにもなる。

お金と一緒で福も天下のまわりもの。

自分のところだけに溜め込まず、「分ける」という精神が福男なんですね。

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